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NMB48須藤凜々花 「操り人形になるのは嫌。大人や権力に背を向けてでも自分に正直でいたい」

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1:名無しさん 2017/06/20(火) 21:18:49.93 ●

NMB48須藤凜々花が総選挙で結婚宣言した背景を考えてみた|ほぼ週刊吉田豪
 須藤凛々花がAKB48選抜総選挙のスピーチで結婚宣言をブチかました、このタイミングで彼女の哲学書『人生を危険にさらせ!』(16年/幻冬舎)を読み直 してみたら、非常に興味深い記述を発見しました。彼女がセンターになったNMB48のシングル『ドリアン少年』について、政治社会学者の堀内進之介とこんな 会話をしていたわけです。

「わたしは現に、この人を愛している。それはもうどうにも動かせない事実。そう、恋は『落ちる』ものなんです。わたしにとっては、その事実こそが大事。
誰かと比較して、世間一般の尺度で考えて、彼がどんな人かってことは関係ない。彼がそこにいて、もうその存在から目が離せなくなっていて、愛おしい。
そしてわたしは、その事実に殉じよう。わたしはこの人が好き! そういうメッセージが、この曲には込められているんです」(須藤凛々花)
(中略)
 当時、『ドリアン少年』でセンターになったのは枕営業をしたからじゃないか、りりぽんじゃなくて枕ぽんだ!とネットで叩かれたとき、彼女はこうつぶ やいていたわけですよ。
「操り人形になるのは嫌。
扱い辛い爆弾で結構。
大人や権力に背を向けてでも
私は私のことを私として接してくれるみんなの方を向いていたい。
そして、みんなと自分に正直でいたい」
「バカを見たって枕ぽんと言われたって正直でいますぜ。
一生懸命、美しい嘘で塗り固めて生きたってどうせ死ぬんだから。
経験はありません。処女です」
 日本語ラップが好きで、MC漢 a.k.a. GAMIの『ヒップホップ・ドリーム』(15年/河出書房新社)に共感し、ここまで言っていた人が、果たして大人の操
り人形になるものなのかなー、と。

 ボクはNMBの木下百花という人と交流があるんですけど、あの人を見ている限り、どれだけ好き勝手なことをやっても、それが面白いものでさえあれば大人 が黙認するグループに見えるんですよね。彼女が結婚宣言することがわかっていたのに、そこにゴーサインを出した大人に対して怒るメンバーの気持ちもわ かるんですよ。
 でも、48グループというか秋元康自身が「面白ければ全て良し」的な発想の人だし、そもそも「誰かが総選挙のスピーチで結婚宣言したら面白い」と公言 していたぐらいなので、いまこうして彼女の結婚宣言が議論になっていることも、あの人は「面白いことになった!」と思っているはず。
 あと、『人生を危険にさらせ!』では「ファンの皆さんには、永続とは言わないまでも、できるだけ長く、しかも、変わっていくわたしも含めて、それと して愛してほしいなぁ」という発言も印象深かったんですけど、結婚して子供もいる80年代アイドルのコンサートに中年ヲタが多数集まっている光景を見て いる人間からすると、それも不可能じゃないと思ってます。
http://n-knuckles.com/serialization/yoshida/news002389.html