1: 2016/02/18(木) 11:42:04.24 ID:CAP_USER.net
https://news.careerconnection.jp/?p=20957
明治、青学、立教、中央、法政のいわゆる「MARCH」(マーチ)は、私立文系の中堅上位校として 人気の高い大学群だ。学生数が多く、知名度も高い。大企業の学歴フィルターもクリアするため、 「MARCHくらい行っておけば就職もひと安心」と考える学生も多い。
しかし、あまりよく考えずに進学して卒業し、それなりの会社に無事就職してしまうと、ふと物足りなさに駆られることもあるようだ。
1月23日のおーぷん2ちゃんねるでは、MARCH卒を自称する男性会社員が、ある悩みを明かしている。
それなりに成功「でもナンバーワンでもオンリーワンでもない」
スレ主はMARCHに属する大学卒業後、メーカーに入社した30歳男性。年収は「650万」というから、 勤務先は大手上場企業と見られる。他人もうらやむ地位にいながら、スレ主は「なんか中途半端だわ」と不満を漏らす。
「俺って言ってみれば足軽なわけじゃん。足軽として多少の食い扶持をもらって会社に尽くすわけだ。俺の一度しかない人生これでええんかな」
大企業では幹部クラスは旧帝大卒や早慶卒が占め、MARCH卒はいわゆる「ソルジャー(兵隊)扱い」といわれることがある。
他のユーザーが「家族養っていければ何でもいいよ」と、結婚して子どもを儲ければ環境の価値が分かると指摘するものの、男性は納得しない。
「なんかそういうの虚しくね? ガキの頃になりたくなかった大人そのもの」
「俺はそうなりたくない」
MARCH卒の時点で超エリートにはなれないという指摘に「まあそうなんだけどさ」と頷きつつ 、「なんでもいいけど第一人者、量産型じゃない人になりたい」と青臭く答える。そして、30代を迎えた危機感をこう綴っている。
「だんだん自分のスキルも固定化されてくるわけじゃん。そうすると自分が決して勝てない奴とかいるんだよ。
俺は(略)『それなり』に成功してるんだ。でもナンバーワンでもオンリーワンでもないんだよ。で、なんか虚しい」
量産型と自虐しつつ「自分にしかできないことがやりたい」
やはり会社から与えられた計画と、上司の指示に従う「その他大勢」という立場に虚しさを感じているのか。
「普通に生活するだけじゃ飽き足らないのか」と尋ねるユーザーに対し、スレ主はこんな言葉を発している。
「俺なんていつでもリプレース(置き換え)できる。これが虚しい」
「世の中にはリプレース出来ない人が、たくさんいるにもかかわらずな」
「量産型ってなんか悲しいよねって、綾波レイの気持ちだねって」
独立を促す人もいるが、文系は「コンサルという名のセミナー屋になるしかない」「その仕事に魅力を感じない」と言って耳を貸さない。
さらに自分の野望を語り出した。
「1番になりたいのとは少し違う。自分にしかできないことがやりたい」
「というか世界に良い影響を与えたい」
グーグルやJICAの名前をあげて「自分が世界を変えるような仕事がしたい」というものの、採用のハードルが高かったり、 仕事がきつかったりするので諦めている。結局、「自分がいなくても普通に会社は回る、世界も回る。なんか虚しいなって思った」ということだ。
「こんな仕事がしたい」という熱意を持って就活したか
この様子を見た他のユーザーは、MARCH卒を「中途半端な学歴」と呼び、「劣等感と自尊心の間でこういう恥ずかしい 発言をしてしまうんだろうな」と呆れている。自分は有名大学を出たというプライドと、序列で言えばさらに上がいるという コンプレックスがあるのかもしれない。
なおMARCHに通う学生たちは、就活時にもワナに嵌りやすいという指摘がある。MY就活ネットは「マーチの大手病」という
項目を設け、「『大手企業に入社しなくてはならない』というプレッシャー、あるいは強迫観念」に囚われて、 内定を得られないMARCH学生の存在を指摘している。そして対処法として、 「『大手企業に入りたい』ではなく『○○という仕事がしたい』という熱意をもって就活をするのです」
と諭している。冒頭のスレ主も、このアドバイスに従っておけば生きがいを掴めたのだろうか。「大手病」になっても悲劇、 運よく入社できても不満というMARCH卒は、どちらに転んでも微妙な立ち位置にいるのかもしれない。
明治、青学、立教、中央、法政のいわゆる「MARCH」(マーチ)は、私立文系の中堅上位校として 人気の高い大学群だ。学生数が多く、知名度も高い。大企業の学歴フィルターもクリアするため、 「MARCHくらい行っておけば就職もひと安心」と考える学生も多い。
しかし、あまりよく考えずに進学して卒業し、それなりの会社に無事就職してしまうと、ふと物足りなさに駆られることもあるようだ。
1月23日のおーぷん2ちゃんねるでは、MARCH卒を自称する男性会社員が、ある悩みを明かしている。
それなりに成功「でもナンバーワンでもオンリーワンでもない」
スレ主はMARCHに属する大学卒業後、メーカーに入社した30歳男性。年収は「650万」というから、 勤務先は大手上場企業と見られる。他人もうらやむ地位にいながら、スレ主は「なんか中途半端だわ」と不満を漏らす。
「俺って言ってみれば足軽なわけじゃん。足軽として多少の食い扶持をもらって会社に尽くすわけだ。俺の一度しかない人生これでええんかな」
大企業では幹部クラスは旧帝大卒や早慶卒が占め、MARCH卒はいわゆる「ソルジャー(兵隊)扱い」といわれることがある。
他のユーザーが「家族養っていければ何でもいいよ」と、結婚して子どもを儲ければ環境の価値が分かると指摘するものの、男性は納得しない。
「なんかそういうの虚しくね? ガキの頃になりたくなかった大人そのもの」
「俺はそうなりたくない」
MARCH卒の時点で超エリートにはなれないという指摘に「まあそうなんだけどさ」と頷きつつ 、「なんでもいいけど第一人者、量産型じゃない人になりたい」と青臭く答える。そして、30代を迎えた危機感をこう綴っている。
「だんだん自分のスキルも固定化されてくるわけじゃん。そうすると自分が決して勝てない奴とかいるんだよ。
俺は(略)『それなり』に成功してるんだ。でもナンバーワンでもオンリーワンでもないんだよ。で、なんか虚しい」
量産型と自虐しつつ「自分にしかできないことがやりたい」
やはり会社から与えられた計画と、上司の指示に従う「その他大勢」という立場に虚しさを感じているのか。
「普通に生活するだけじゃ飽き足らないのか」と尋ねるユーザーに対し、スレ主はこんな言葉を発している。
「俺なんていつでもリプレース(置き換え)できる。これが虚しい」
「世の中にはリプレース出来ない人が、たくさんいるにもかかわらずな」
「量産型ってなんか悲しいよねって、綾波レイの気持ちだねって」
独立を促す人もいるが、文系は「コンサルという名のセミナー屋になるしかない」「その仕事に魅力を感じない」と言って耳を貸さない。
さらに自分の野望を語り出した。
「1番になりたいのとは少し違う。自分にしかできないことがやりたい」
「というか世界に良い影響を与えたい」
グーグルやJICAの名前をあげて「自分が世界を変えるような仕事がしたい」というものの、採用のハードルが高かったり、 仕事がきつかったりするので諦めている。結局、「自分がいなくても普通に会社は回る、世界も回る。なんか虚しいなって思った」ということだ。
「こんな仕事がしたい」という熱意を持って就活したか
この様子を見た他のユーザーは、MARCH卒を「中途半端な学歴」と呼び、「劣等感と自尊心の間でこういう恥ずかしい 発言をしてしまうんだろうな」と呆れている。自分は有名大学を出たというプライドと、序列で言えばさらに上がいるという コンプレックスがあるのかもしれない。
なおMARCHに通う学生たちは、就活時にもワナに嵌りやすいという指摘がある。MY就活ネットは「マーチの大手病」という
項目を設け、「『大手企業に入社しなくてはならない』というプレッシャー、あるいは強迫観念」に囚われて、 内定を得られないMARCH学生の存在を指摘している。そして対処法として、 「『大手企業に入りたい』ではなく『○○という仕事がしたい』という熱意をもって就活をするのです」
と諭している。冒頭のスレ主も、このアドバイスに従っておけば生きがいを掴めたのだろうか。「大手病」になっても悲劇、 運よく入社できても不満というMARCH卒は、どちらに転んでも微妙な立ち位置にいるのかもしれない。