最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【映画】日本での成功を生んだ、外国名画の「絶妙な邦題」映画ファンからすると「残念な邦題」も…

スポンサーリンク

1 :2024/09/11(水) 19:18:40.34 ID:264EeWVj9.net

https://toyokeizai.net/articles/-/824663?display=b

2024/09/10 13:00
抜粋

海外の映画を日本の配給会社などが購入した場合、その作品の国内タイトルは原則として日本の配給会社などがつけます。
原題をそのまま使うケースもありますが、長いタイトルや意味がわかりづらいタイトルなど、訴求力が低いと判断された場合は邦題がつけられることになります。

日本映画界の歴史に刻まれるような秀逸な邦題はたくさんあります。例えば、原題「The Fast and the Furious」(ザ・ファースト・アンド・ザ・フューリアス。直訳すると「速くて猛烈な」)は、2001年、「ワイルド・スピード」というイメージが湧きやすい邦題で公開されました。
ディズニー(ピクサー含む)作品は、子どもにもわかりやすい、それぞれの世界観にふさわしい邦題になっています。

「Up」(アップ/2009)→「カールじいさんの空飛ぶ家」
「Frozen」(フローズン/2013)→「アナと雪の女王」
「Big Hero 6 」(ビッグ・ヒーロー 6/2014)→「ベイマックス」
「Coco」(ココ/2017)→「リメンバー・ミー」

その他にも、この邦題に変更したからこそ成功した(原題のままだった場合、ヒットしなかったのでは……)と個人的に思う映画を何作品か挙げておきます。

「Bonnie and Clyde」(ボニー&クライド/1967)→「俺たちに明日はない」
「Dawn of the Dead」(ドーン・オブ・ザ・デッド/1978)→「ゾンビ」
「The Thing」(ザ・シング/1982)→「遊星からの物体X」

「An Officer and a Gentleman」(アン・オフィサー・アンド・ア・ジェントルマン/1982)→「愛と青春の旅だち」
「Sister Act」(シスター・アクト/1992)→「天使にラブ・ソングを…」
「Almost Famous」(オールモスト・フェイマス/2000)→「あの頃ペニー・レインと」
「Crust」(クラスト/2002)→「えびボクサー」
「The Italian Job」(ザ・イタリアン・ジョブ/2003)→「ミニミニ大作戦」

「The Notebook」(ザ・ノートブック/2004)→「きみに読む物語」
「Whiplash」(ウィップラッシュ/2014)→「セッション」
 シルヴェスター・スタローン主演「ランボー」(1982)の原題は「First Blood」(ファースト・ブラッド)で、直訳すると「最初の血」です。

ほかにも邦題で印象に残っているのが007シリーズ2作目のショーン・コネリー主演「007/危機一発」(1963)です。
中略

■映画ファンからすると「残念な邦題」も

以上のように原題に比べて日本の観客に伝わるよう工夫した邦題もありますが、映画ファンからすると「残念な邦題」も存在します。

例えば、アカデミー賞9部門にノミネートされ、アルフォンソ・キュアロンが監督賞などを受賞した「ゼロ・グラビティ」(2013)の原題は、真逆の意味の「Gravity」(グラビティ=重力)です。「重力」というタイトルの映画を「無重力」(ゼロ・グラビティ)にしたため、一部の映画ファンがSNSなどで嘆きました。

公開前に同作品の関係者から聞いた話によると、社内会議では最初に原題を直訳した「重力」にする案が出たようです。邦画の歴史をひもとくと漢字2文字のタイトルが定番としてあることと、当時、松たか子さんの主演映画「告白」(2010)が大ヒットしていた影響もあったといいます。
しかし、反対意見が出たため白紙に戻り、その後、ベストセラー小説『永遠の0』の映画化が発表され、公開時期が両作品とも2013年12月だったことから、「ゼロ対決」という話題性も期待した上で「ゼロ・グラビティ」になったそうです。

もう1本取り上げたい作品が「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)です。

続き・全文ははソースをご覧ください