1 :2024/02/27(火) 18:56:02.05 ID:cbtEwbKi0.net
中露蜜月と言うけれど、中国は金欠ロシアへの融資を何年も渋り続けている──露財務閣僚明かす
<中国官僚の手玉に取られているのか? 長年の交渉にも関わらず、中国は一度もロシアが求め続ける人民元建ての資金調達にウンと言わない>
ロシア政府は、中国と「長期の」協議に入っているが、中国人民元建て債の発行による資金調達に関して、まだ合意には至っていないと、ロシアのアントン・シルアノフ財務大臣が明かした。
ウクライナへの侵攻を理由に経済制裁を科されたロシアは、西側諸国から中国へ軸足を移そうとしており、対中国貿易の一大ブームが起きている。シルアノフによる今回のコメントは、こうした背景の中で発されたものだ。
人民元建て債を発行しようとするロシア政府の動きが勢いを増したのは2014年以降。ウラジーミル・プーチン大統領がウクライナのクリミア半島を一方的に併合したことにより、西側諸国とロシアとの関係が急速に悪化した時期と重なる。
しかし、進展はこれまでほとんどない。2022年9月には、ロシアのティムール・マキシモフ財務次官から、何の合意にも至っていないとの発言があった。
ロシア政府は、中国の投資家からのマネーを引き寄せることで、経済制裁で撤退した西側資本の穴埋めをしたい考えだ。だが、財務大臣のシルアノフは2月26日、国営メディアのロシア通信(RIA)に対し、合意はまだだと述べた。
「中国のパートナーたちとの交渉は、長期にわたって続いている」とシルアノフは語った。「今のところ、決定した事項はない」
中ロ両国の間での最新の交渉ラウンドは2023年末に実施された、とシルアノフは述べたが、交渉に進展があったかについて明確な言及はなかった。
続く
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/post-103820_2.php