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サマンサタバサ、人気低迷で経営悪化 紳士服のコナカの完全子会社に

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1 :2024/02/20(火) 21:42:15.57 ID:xlk3kWpc0.net


コナカは20日、子会社でバッグの企画・販売を手掛けるサマンサタバサジャパンリミテッド(サマンサJP)を
7月1日付で完全子会社にすると発表した。サマンサJPは経営不振が続いており、完全子会社化で
抜本的な立て直しを進める。

株式交換により完全子会社化する。交換比率は今後決定する。サマンサJPは東証グロース市場から上場廃止になる予定。
コナカは現在、サマンサJP株59.09%を持つ。

サマンサJPは24年2月期の純損益が8期連続の赤字になる見通し。23年5月にはコナカから18億円を調達し
構造改革を急いだが、黒字転換のめどを付けられなかった。「(今回の統合により)さらに踏み込んだ内容の
連携を目指す」(コナカ)としている。

サマンサJPは1994年に創業した。主力商品はバッグで、企画から製造、販売まで手がける。
バッグが主力の「サマンサタバサ」や宝飾の「サマンサジュエリー」など10ブランド程度を抱える。

2000年代から10年代にかけて人気モデルを使った積極的な広告戦略を展開し、10~20代の女性から支持を集めた。
近年は女子大学生層を新たに開拓できず、ブランド力が低下していた。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた。
22年5月に、スギホールディングスやエステーの社長をつとめた米田幸正氏が社長に就任し、事業の立て直しを目指していた。

サマンサJPの23年11月末時点での店舗数は240店舗。構造改革で店舗の統廃合を進めており、ピーク時の16年2月期末時点の438店舗の半分程度となっている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC207SY0Q4A220C2000000/