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https://www.arabnews.jp/article/japan/article_112302/
18 Feb 2024 03:02:17 GMT9
アラブニュース・ジャパン
東京:日本に住むトルコ国籍のクルド人コミュニティのリーダーによると、クルド人たちは日本の過激派から攻撃を受けており、攻撃に立ち向かうために支援を求めている。
日本クルド文化協会のワッカス・チョーラク事務局長は、「昨年行われたトルコの大統領選挙中、日本の極右団体からのオンライン攻撃を受け、大変驚きました。彼らをなんと呼ぶべきかかりませんが、要するに偽の保守派、人種差別主義者たちだと思われます」と語った。
2013年に設立された日本クルド文化協会は、日本のクルド人コミュニティを代表する団体。クルド人の多くは埼玉県に住んでおり、そのうち約9割はトルコ出身である。クルド人団体としては他に、日本クルド友好協会や中谷厳元防衛相を中心とした日本クルド友好議員連盟などがある。
チョーラク氏は、「私たちは在日クルド人を支援するとともに、私たちへの差別とヘイトスピーチを止めなければなりません。日本クルド文化協会の設立は、日本の人々や日本政府にクルド人への理解を深めていただきたいからです」と説明した。
「しかし日本人ヘイトグループは、移民や外国人、難民に反対しています。日本政府は多様な分野での人手不足を理由に、もっと多くの移民を受け入れる方針であるにもかかわらず、ヘイトグループは私たちを標的にすることで、政府の政策を攻撃しているのです」
「ヘイトグループは、すべての外国人を悪い人々だとし、外国人はマナーがなく、日本の習慣や社会ルールに従わないと言っています。でもどれも本当ではありません。ささいな問題や文化の違いが誤解を招くことは否定しませんが、彼らが書いたり拡散したりしていることは、信じられないことばかりです」
チョーラク氏によると、在日クルド人たちは文化交流、語学講座、料理教室をはじめ、社会活動も積極的に行っているという。
チョーラク氏はトルコ政府に対して、在日クルド人たちの懸念を日本に提起してほしいと考えている。「ヘイトグループには、在日の中国人、韓国人、ベトナム人のような大きなコミュニティを攻撃するほどの勇気はないのです。それぞれの国の政府の怒りを恐れているからです。しかし、私たちクルド人コミュニティは約2000人なので、ターゲットにしやすいと勘違いしているのでしょう」