1 :2024/02/12(月) 15:50:55.94 ID:mY724SkO9.net
週刊女性PRIME
「おい! 起きろブス!! 盛りのついたメスゴリラ」
穏やかではないセリフから始まったのは、阿部サダヲ主演のドラマだ。
暴力的な言葉とともに画面に表示されたテロップには、《時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現を敢えて使用しています》と、記される。
「1月26日からスタートしたTBS系の連続ドラマ『不適切にもほどがある!』が、ハラスメント満載の問題作と話題です。近年ではコンプライアンス順守が叫ばれ、セクハラ、パワハラ、差別的表現など気をつけなければならないことが山のようにある。
人気脚本家の宮藤官九郎さんは、そんな現状に対して“なぜダメなの?”と、問題提起のため、あえて作ったと語っています」(テレビ誌ライター、以下同)
ドラマは1986年に生きる阿部演じる主人公の教師が、現代にタイムスリップする物語。第1話で描かれる1986年では、阿部が女性に「初体験は?」と聞くセクハラ発言や、生徒の尻をバットで叩く体罰シーンも登場。まさに現代では“不適切”なことばかり……。
「その一方で、現代では磯村勇斗さん演じるサラリーマンが、部下の女性に“頑張れ”と声をかけただけでパワハラ認定されるなど、そのいびつな社会構造についても皮肉たっぷりに描かれています」
テレビから“消えた”シーン
昭和から平成初期は、テレビ全盛の時代だった。しかし、当時の常識が今の非常識になっている。令和になってテレビでは見なくなったシーンは─。
「一番に思い浮かぶのはお色気ですね。具体的に言えば“女性のチクビ”でしょう」
そう説明するのは、テレビ朝日でニュース番組や情報番組などを手がけ、現在はフリーのテレビプロデューサーとして活躍する鎮目博道氏だ。
「“チクビの力”は本当にすごかった。ポロリが出た瞬間、視聴率がドーンと跳ね上がる。女性が水着で登場する水泳大会とか、ドラマに謎の入浴シーンがあったり。昭和のテレビ番組では、必ずチクビを出す工夫をしていました」
エロから社会問題まで取り扱った『11PM』(日本テレビ系)や『トゥナイト』(テレビ朝日系)といった情報番組から、セクシー番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)など、女性の胸が露出する深夜番組もあった。なぜ消えたのか。
「20世紀が終わるころから、だんだんとやりづらくなったんです。テレビ局へのクレームが増え、時世の流れの中で“チクビは消さなきゃマズいんじゃないか”と、自主規制をしていったのだと思います。
最後までチクビを出せたのは、実はニュース番組なんですよ。海外の違法風俗の摘発映像を流したとき、警察官と一緒にトップレスの女性がいて、そのまま流したのを覚えています。このときも、視聴率は伸びました」(鎮目氏、以下同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/de054fefc7fbfac36c568bc5bae61826ce0ed68c
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