1 :2024/01/30(火) 20:31:14.74 ID:5hyhRdga0.net
IBMは2015年に開催されたApple製品管理者が集うカンファレンスJAMF Nation User Conference(JNUC)で、「世界中のIBM従業員にMacを支給する」ことを骨子とした「Mac@IBMプログラム」を発表。
以来、年間5万台以上のペースでMacを導入してきました。
その結果、2019年11月には、IBMの社内には合計で29万台のApple製品が配備されるようになったとのこと。
Mac@IBMプログラムの主要な目的の1つは、コスト削減です。
モデルにもよりますが、MacはIBMがそれまで使っていたPCに比べて価格が約3分の1なので、Macに切り替えたことにより1台当たり273ドル(約3万円)〜543ドル(約6万円)も削減できたとのこと。
また、導入した後の保守点検も非常に効率的になりました。
社内のヘルプデスクに支援を求める従業員の割合は、普通のPCを使用している従業員では40%なのに対し、Macを使っている従業員ではたったの5%なので、サポートスタッフがカバー可能な従業員の数も1人当たり242人から5400人へと大幅に増加。
その結果、社内のサポート体制もスリム化され、2018年時点でIBMが保有していた27万7000台のApple製品はわずか78人のスタッフによってサポートされているとのことです。
IBMの最高情報責任者(CIO)であるフレッチャー・プレヴィン氏の発表によると、Macを使用している従業員は満足度や職場の定着率が高く、生産性も向上していたとのこと。
具体的には、Macを使用していた従業員はWindowsのPCを使用していた従業員に比べて、離職率が17%も低い一方で人事評価は22%も高く、高額取引の規模も16%大きいことが分かりました。