1 :2023/01/15(日) 13:50:13.95 ID:1JYKBf909.net
※1/12(木) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
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環境省は昨年12月26日に「令和4年度スギ雄花花芽調査の結果」を発表した。それによるとスギ花粉が関東などで過去10年で最大の大量飛散の見通しという。新型コロナとインフルエンザのダブル感染の懸念が高まるなか、花粉症も加わるとなると仕事や学業への集中力が妨げられるなど影響は避けられない。いまできる対策はあるのか。「自由が丘清澤眼科」(東京・目黒区)の清澤源弘院長に聞いた。
「花粉症の初期療法は花粉飛散予想日(東京では2月14日前後)の2~3週間前か、症状が少しでも出始めた時点で抗アレルギー点眼薬をスタートさせることで、花粉飛散ピーク時の症状を軽減するやり方です。花粉症の人は目がかゆくなりますが、最近はそれを強力に抑えるアレルギー性結膜炎の点眼薬が発売されています。花粉シーズンになると受診者が急増することから早めに受診するとよいでしょう」
そもそも花粉症の人が目にかゆみや痛みが出てくるのは、花粉によりアレルギー性結膜炎を発症するからだ。抗原となる花粉が目や鼻などから体内に侵入すると、リンパ球が花粉を異物として認識して抗体(IgE抗体)を作り、肥満細胞とくっつく。その後、花粉が体内に侵入し、IgE抗体と結合すると肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー物質が放出される。その物質が神経や血管の受容体に結合して花粉をできるだけ排除しようとして、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどとともに目のかゆみや充血を起こす。
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