1 :2022/07/29(金) 10:16:03 ID:CkyT88kS9.net
愛らしい姿で人気を集めるウサギ。
コロナ禍の巣ごもり需要で、いまウサギに注目が。
◆飼い主(女性)
「魅力…鳴き声とかあまり発さないんですけど、その代わり、体でいろいろ、鼻でツンツンしてきたりとかがかわいいですね」
ペットブームも後押しとなり、飼育する人が近年増え続けているというウサギ。
そうした中、ある問題が…
◆福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長
「みんな保護した子たち。箱の中に入って捨てられていました、とか、そういうのもやっぱりある」
ふわふわな毛並みにつぶらな瞳、ひとつひとつのしぐさも魅力的な“ウサギ”。
コロナ禍の巣ごもり需要が後押しとなり、室内で飼えるペットに注目が!
中でも、年々人気を集めているのがウサギです。
◆飼い主(女性)
「鳴いたりとかお散歩とか全くしなくて良くて、ただしぐさとかがかわいくて」
鳴くことがないので近隣からの苦情も出にくく、散歩の必要もないため比較的飼育がしやすいと言われるウサギを家族に迎える人が増えています。
◆飼い主(女性)
「ウサギ主体っていうか、みんな親馬鹿になっちゃって。(家族の)みんなと喧嘩しなくなった」
温厚で人になつきやすく、知能は人間の3歳児並みにあると言われ、福岡市東区の専門店には、指示に従ってお手やおかわりができる看板ウサギもいます。
◆店のスタッフ
(お手をするウサギに)
「上手ーー!」
看板ウサギといえば-
SNSで話題沸騰。
あるウサギに人気が集まっています。
フォロワー数は2万人超え。
垂れ耳が特徴的なもっけくん(7)は人が乗れてしまうほどの大きさ…、ではなく、飼い主のTAKUMIさんが画像編集し巨大化させたモノで、その衝撃的な写真は国内だけでなく海外からも大きな反響を呼びました。
近年、広がりを見せるウサギブーム。
ペット保険のアニコム損保によりますと、保険に入っているペットはイヌ、ネコに続き、ウサギは3番目に多く、2014年からの5年間でその数は5倍に増加しています。
人気を物語る一方で問題になっているのが…
◆ダンボールに書かれた文字
「この中にうさぎがいます。うちでは飼えなくなりました」
6月、ダンボール箱に入ったまま捨てられていたというこちらのウサギ。
暑さに弱いウサギですが、真夏日にも関わらず水も無い状態で放置されていたそうです。
◆保護した友希さん
「ダンボールを開けた瞬間、初対面の私の胸に飛び込んできた。その時に、怖かったんやろな、暑かったんやろなって。ダンボールに入れて捨てるということはそこで死んでてもおかしくない。飼えなくなったときは、次の家庭なり他の飼い主を見つけてほしい」
さらに、別の地域では、ケージごと捨てられていたというウサギも…
こうしたウサギの飼育放棄が全国的に増加し、問題になっています。
福岡も例外ではなく、福岡県警によりますと、昨年、落とし物として届けられたウサギは30羽、しかし飼い主が現れたのはわずか3羽にとどまります。
こうした中、ウサギ好きの有志が立ち上げたのがー
◆福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長
「こちらですね、どうぞ」
Q,広い!ここで?
「50羽(保護できます)」
7月21日に福岡市東区に開業した、福岡市うさぎ愛護センターです。
イヌやネコと違って、保健所で保護の対象外となってしまう、ウサギ。
そうしたウサギのためのシェルターをと、3年前から福岡市動物愛護管理センターの指導や協力を得て、ようやく完成した民間の施設です。
◆福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長
「みんな保護した子たちになります」
センターにはすでに保護されたウサギも。