1 :2021/12/16(木) 16:25:13.02 ID:KTMWY17U9.net
1990年代半ばに登場した「援助交際」という言葉に取って代わり、2015年前後に使われるようになった「パパ活」。金銭を介した男女のお付き合いといった意味合いで捉えられることが多いが、当事者たちの声に耳を傾けると、「お金に困っている」というよりも“パパ”への強い依存があるように見える。ジャーナリストの河合桃子氏がレポートする。
(前後編の後編。前編は〈「パパ活」をやめられない女性たち お金に困っていないのに続ける理由〉)
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今年29歳のゆうかさん(仮名)も、香さんと同様に“30歳引退説”に焦っているという。白い肌でややぽっちゃり気味の風貌で、水卜麻美アナ似。いかにも人が良さそうなゆうかさんは「パパに恋愛依存してる」と口元を震わせた。
「28歳になった頃、もうパパ活は潮時だと感じていた時に今の彼と出会いました。“独身だから安心して”と言われ、最初はパパとして付き合っていました。
当時、別のパパもいましたが、そのパパの奥さんに私の存在がバレて脅迫されたんです。急きょ、引っ越さなければならなくなり彼が部屋を用意してくれました。彼からは家賃とは別に毎月30万円の手当をもらいながら半ば同棲生活が始まり、どんどん彼を好きに……。でも、お金で割り切れたほうが楽でした。
だって彼は実は既婚者だったことを隠してたんです。今はいずれ離婚するという言葉を信じて待ってます。私には、もう後がないって思ってます」
ほんのひとときの“お小遣い稼ぎ”だと始めたパパ活が、いつの間にかやめられなくなっていることに気づく女性もいる。
自身も10年ほど愛人経験があるパパ活コンサルタントの七瀬結氏によれば、昨今のパパ活女子は“パパ活をやめられなくなる仕組み”に苦しんでいるようにも見えるという。
「パパ活で“一緒にご飯を食べただけで何十万円もらった”なんてことはハッキリ言って一握りですが、パパ活女子のSNSにはそんな投稿が溢れています。これは実在する女の子による投稿ではない場合もあります。一部の交際クラブでは“パパ活で稼げる”と印象付けて女性登録数を増やそうと、パパ活女子になりすまして偽りの華やかな投稿をしているケースさえあるのです」
そんな偽の情報に踊らされ、パパ活女子同士がお互いを煽り合っていることもあるという。
「SNSでパパと『こんなご飯食べた』とか『このブランド品をもらった』と自慢し合うことに充実感を得て承認欲求を満たしたり、自分の存在価値まで高まった気になってしまう女性は多いのです」(七瀬氏)
条件の良いパパに選ばれようと必死な女性も多い。
「パパに好まれる容姿に近づこうと、顔や体に整形手術を施す女性もいるほどです。また“パパに整形費用を出してもらう”ことがパパ活女子のステータスになっているとさえ聞きます」(七瀬氏)
パパ側の声も聞いてみよう。常時5人ほどの女の子のパパをしているというRさん(65歳)は言う。
「あざとい演出で“私のパパになって”とアピールしてくる子もいます。けど私が選ぶ女の子はあくまで“天然さん”。隙があって垢抜けすぎない子に服を買ってあげたり良い店に食事に連れて行くうちに、女性として磨かれていく姿を見るのが良いんです」
失恋のない蜜の味
Rさんは“女の子には感謝の気持ちしかない”と言うが、一方で女の子に対し優越感もある。
「女の子は選ばれたい一心だけど、僕のほうは“ちょっと違うかな”と思ったら、次の子にいっちゃうもんね。いわば僕のほうだけが選び放題。でも、選んだ子にもきちんと僕に恋心を持ってほしいから“次も会ってくれるなら、お食事に行きませんか”とお誘いするんですが、断わられたことがないですもん。パパ活での老いらくの恋は、苦い失恋のない蜜の味ですよ」
※続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d3bf8f39841f6aea8cdeee0bb893b5232cfc69