1 :2021/11/06(土) 19:59:44.62 ID:uR69zg9V0●.net
穀物の一種、エン麦を加工した「オートミール」の人気がじわりと広がっている。食物繊維やミネラルが豊富で、主食としてコメに見立てて食べる「 米化 」が
昨年からSNSを中心に流行している。今年は食品メーカー各社がオートミールを使ったリゾットや菓子など多彩な商品を発売し、1〜9月の市場規模は昨年1年間の2倍に膨らんだ。
昨年からSNSを中心に流行している。今年は食品メーカー各社がオートミールを使ったリゾットや菓子など多彩な商品を発売し、1〜9月の市場規模は昨年1年間の2倍に膨らんだ。
栄養豊富
「今話題のオートミール おいしくなったの知っていますか?」
10月初旬、東京都中野区のスーパー「サミットストア東中野店」の売り場では、買い物客の目を引くチラシが掲げられていた。
10月の商品入れ替えでは、これまで2種類だったオートミールを5種類に増やした。大久保太郎副店長は「売り上げが伸びているので、手に取りやすくしている」と話す。
オートミールは、米国などでは朝食に牛乳をかけて食べることが多い。国内で1929年から販売する日本食品製造(札幌市)によると、
白米の約20倍の食物繊維を含み、カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミンも豊富だ。
調査会社インテージによると、今年1〜9月のオートミールの市場規模は約37億円で、昨年1年間(約18億円)の2倍に達した。
コロナ禍の外出自粛により自宅で食事する人が増え、健康意識が高まったことが背景にあるとみられる。コメやパンと比べ市場規模はまだ小さいが、
特に30歳以上の女性に人気だという。
ブームのきっかけの一つが、SNSで知られるようになった「米化」。オートミールに水をかけて電子レンジで温め、コメに近い食感を味わえるようにしたものだ。
1食分のカロリーが白米の半分程度と低い点も追い風になった。