1 :2021/08/24(火) 01:14:22.97 ID:c41C5iHn9.net
病床が埋まり、自宅療養で何とか凌ぐしかない多くの陽性患者がいるなか、医療の現場では、患者の死と向き合う局面が増えています。
20日、在宅医療の専門クリニックが、保健所から依頼を受けて、訪問した患者。都内のマンションに、父親と2人で住む会社員の男性(55)です。男性は、1型糖尿病を患っています。これは、膵臓のインスリンを出す細胞が破壊されるもので、インスリン注射が必須となります。男性は、食欲がなかったため、インスリンを打つのをやめていました。そのため、合併症を起こしたといいます。このとき、集中治療室での治療が必要な状態に陥っていました。医師は、男性に厳しい話をしました。
医師:「このままだと死ぬかもしれない。病院が見つからない、今、コロナという状況で。だから、どっかの病院に入るだけでも入りたいというなら、延命治療とかできない病院が空くかもしれない。でも、延命治療とかやって、何が何でも助かりたいと言うと、病院側としても責任が取れなくて『受け入れない』ってなるかもしれない」
都内だけでなく、他県の病院にも電話してみましたが、断られました。
医師が到着してから、約1時間後。保健所の手配で、何とか受け入れ先の病院が見つかりました。ところが、患者の状態が悪すぎて、受け入れできないというのです。急きょ、他の病院を当たりますが、見つかりません。
この日、本人の希望もあり、男性は自宅に戻りました。翌日、受け入れ先の病院が見つかり、入院することができましたが、23日、亡くなったということです。男性の遺族は、番組の取材に対し「こんな異常なことが日本で起きるなんて」と、辛い心境を語りました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d12c5a5a471e197305a9ae15304fafc83dd592