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デルタ株対策 専門家による「やっていいこと」と「ダメなこと」

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1 :2021/08/17(火) 18:00:18.48 ID:S6ZRQFrV9.net

https://toyokeizai.net/articles/-/448630

デルタ株の感染が広がる中、接種済みの人たちは日ごろどのような点に気をつけるべきなのか。専門家に聞いた。

■デルタ株にワクチンは効かない?
新たな研究では、接種を完了した人でも新型コロナに感染して高いウイルス量を持つ場合のあることが明らかになっている。しかし、そうしたケースは少ないという点は、ぜひ覚えておいていただきたい。ウイルスに感染し、周囲に感染を広げているのは主に未接種者なのだ。

■接種が済めば、デルタ株は怖くない?
ワクチンの効果は100%ではない。予防接種でつくられた抗体は防波堤のようなものだと考えてほしいと、マサチューセッツ大学ダートマス校のエリン・ブロマージ教授(比較免疫学・生物学)は話す。
普段なら波に乗り越えられることのない防波堤でも、強力なハリケーンの高波に襲われれば町が水浸しになることもある。

■ブレークスルー感染はどれくらい起きている?(ワクチン摂取者の感染)
ブレークスルー感染が起きる確率は低い。アメリカ疾病対策センター(CDC)はブレークスルー感染の追跡を5月に取りやめたが、約半数の州は今でも部分的な報告を続けている。その州のデータを使ってカイザー・ファミリー財団が行った分析では、接種完了者が入院や死亡に至るケースは極めてまれであることが明らかになった。

ただ、未報告となっているブレークスルー感染も多いとみられる。ブレークスルー感染を起こしていても、無症状だったり、軽症のまま治ったりして検査が行われなければ、統計には表れてこないからだ。

■外食は問題ない?
答えは、地域の状況や、あなたや周りの人たちが抱えている健康上のリスク、あなたがどこまでリスクを許容できるかによって変わってくる。ワクチン接種率が高く、感染の極めて少ない地域であれば、レストランで食事するリスクは低い。

■飛行機に乗っても感染しない?
飛行機の機内は基本的に換気が行き届いており、集団感染が頻繁に発生するような場所ではない。それでも予防策はとるべきだ。感染者と接触する可能性は、機内よりもターミナル、空港のレストランやバー、セキュリティーチェックを行う保安検査場のほうが高いかもしれない。機内の空気は2〜3分で入れ替わるようになっており、換気レベルはスーパーなどの店よりも高いといえる。

■バス、地下鉄、電車はどこまで安全?
乗車時間が長くなればなるほど、また車内が混雑していればいるほど、ウイルスにさらされるリスクは高くなる。通勤や通学で公共交通機関の利用が欠かせない人は、しっかりと顔にフィットする医療用マスクを使用するか、二重マスクにすることをお勧めする。