1 :2021/07/10(土) 12:24:32.92 ID:cFG95JOb9.net
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IOCの不満
「結論から言うと、札幌ドームの競技は無観客とする。組織委にお伝えして了承してもらった」。9日午後11時20分過ぎ、北海道庁で報道陣の取材に応じた鈴木直道知事は、興奮した様子で語った。
組織委は同日夕、札幌ドーム(札幌市)に上限1万人の観客を入れると発表した。だが、首都圏などと同様に無観客を求めてきた鈴木知事は反発し、直後の記者会見で「色々なことが急転直下で決まっていくが、プロセスがよくわからない」と不満を漏らしていた。
関係者によると、国際オリンピック委員会(IOC)や政府、組織委などによる8日夜の5者会談に続く関係自治体の協議会で、道は無観客を念頭に全国一律の対応を求めた。だが、札幌市は観客容認の姿勢を示したこともあり、組織委が有観客を決めたという。
5者会談もすんなり決着したわけではなかった。
複数の関係者によると、IOCのバッハ会長は「東京などの感染状況が改善されれば(無観客を)見直すべきだ」と要望した。別のIOC関係者は、状況が深刻でない他県での競技実施を検討するよう求めた。バッハ会長は、日本のプロスポーツが有観客で開催されている点を挙げ、「五輪と別の対応で、理解に苦しむ」などと不満を口にしたという。会談後の共同声明には「感染状況に大きな変化が生じた場合、5者会談で対応を検討する」との一文が加えられていた。
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