1 :2021/06/23(水) 13:24:40.62 ID:mJmWT7rh9.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/42dd95bde008d8d0ec1b75bea73f91d315005bca
米国のワクチン接種ペースが低下し、その他の国々がワクチン確保に苦心する中、3月にインドで初めて確認された新型コロナウイルスのデルタ株が、死者数を劇的に増やすのではないかと公衆衛生の専門家らが警戒を強めている。
デルタ株は英国で最初に発見されたアルファ株(従来株より約50%伝播しやすい)と比べて、さらに60%広まりやすいとされている。「これはスーパースプレッダー変異株であり、そこが厄介なのです」と語るのは、米スクリプス・トランスレーショナル研究所の創設者で所長のエリック・トポル氏だ。
トポル氏によると、デルタ株は免疫系から逃れられる特徴を有しており、南アフリカで最初に報告された、これまで最悪の回避能力をもつと言われていたベータ株(B.1.351)を上回ると考えられるという。「そのうえ、これまでに確認されたものの中で最も伝播しやすいのです。これは非常に良くない組み合わせです」
(中略)
5月24日付けで「bioRxiv」に発表された現在査読中の別に研究では、ファイザー社のワクチンは2回接種後、発症予防効果についてアルファ株では93%の有効率を示したが、デルタ株の場合は88%だった。アストラゼネカ社のワクチンは、2回の接種でアルファ株に対して66%の有効率があったのに対し、デルタ株では60%だった。
しかし、どちらのワクチンにおいても接種が1回だった場合には、その有効率はアルファ株に対しては51%、デルタ株に対しては33%にとどまった。この数値は、米食品医薬品局(FDA)が安全なコロナワクチンに求めた基準である50%を下回る。