1 :2021/06/08(火) 00:57:33.45 ID:CAP_USER9.net
1968年に『少年ジャンプ』という名で月2回刊誌として創刊し、翌1969年より週刊誌となってから、少年漫画の第一線を駆け抜けてきた『週刊少年ジャンプ』(集英社)。そんな『ジャンプ』作品の「作画力」についてあらためて着目。30代から50代の男性300人にアンケート調査を行い、「これまで読んだジャンプ漫画で“絵のうまさ”に感動した作家」を1名ずつ挙げてもらった。
1位 鳥山明
2位 北条司
3位 荒木飛呂彦
4位 井上雅彦
5位 岸本斉史
6位 桂正和
7位 尾田栄一郎
8位 小畑健
9位 村田雄介
10位 江口寿史
10位 矢吹健太朗
第3位に選ばれたのは、1987年にシリーズがスタートした『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦氏。
初期は劇画タッチだった荒木氏の作画。ジョジョ立ちとも呼ばれるスタイリッシュで独創的なポージングや「ズキュウウウン」「メメタァ」など初めて聞くような書き文字を多用し、色彩豊かなカラーイラストなどで他作家とはまったく違う世界観を楽しませてくれる。
第2位(12.0%)となったのは、1981年連載開始の『キャッツ・アイ』や1985年連載開始の『シティーハンター』などの名作を生み出した北条司氏。ハードボイルドなアクションの作風を得意とすることで知られる北条氏。またセクシーな美女の作画には特に定評がある。これらの美女は「北条美人」と呼ばれ、『シティーハンター パーフェクトガイドブック』でのインタビューによれば、顔の書き分けはあえて一切行なっていないとのことだ。小説家の二階堂黎人氏も北条氏の作画について「絵が素晴らしく綺麗であり、セクシーな女性を描くのが得意であり、夜の描写が美しい」と評価している。
堂々の第1位になったのは、1980年連載開始の『Dr.スランプ』や1984年開始の『ドラゴンボール』で知られる鳥山明氏。『ドラゴンボール』では大迫力のバトルシーンで読者をワクワクさせた鳥山氏だが、コミックス表紙や扉イラストでは、見たこともない未来のメカや未知の生物が登場するのが特徴。ドラゴンに乗った悟空や、一輪のバイクにまたがる亀仙人の絵をありありと思い出せるという人も少なくないはず。同作のコミックス20巻のコメントによると、鳥山氏は幼少期から欲しいものがあると「それを手に入れるまで」もしくは「興味がなくなるまで」ひたすら絵に描き続けたそうで、その強い好奇心が読者を引きつける理由なのだろう。
選んだ人からは「少年漫画の神様だと思う」(36歳)、「シンプルなのにうまいと思わせる」(30歳)、「単純な線に見えるのに、マネしようとしても全然うまく書けない」(40歳)、「一枚絵が見事」(51歳)、「動きが分かりやすくて、遠近感や躍動感がすごい」(47歳)、「絵が洗練されているから」(39歳)、「画集をずっと眺めてました」(41歳)といったコメントが寄せられた。
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