1 :2020/04/24(金) 18:20:05 ID:cZSkBLvm9.net
休日に「自粛できない」一部の人たち
NHKの報道によると、緊急事態宣言が出たにも関わらず人出が増加している場所があるという。たとえば、東京都の「駒沢オリンピック公園」。同公園では今まで週末に人が減少する傾向だったが、緊急事態宣言が出された4月7日の翌日から増加。平日の17日にも、人出は通常時の平日の2倍近くになり、この2カ月間でもっとも混雑した平日となったという。世田谷区にある「砧公園」では、桜が満開となった3連休を除き、平日・休日ともにこの2カ月間で人出はあまり変わっていないとしている。
また、人が混雑しているとSNSで話題になったのは、神奈川県の「江ノ島」だ。データを見ると、3月の3連休以降は平日・休日ともに人出は減少している。しかし、4月11日土曜日には人出が一気に増え、先月28日土曜日に比べて2倍以上となったという。実際に、インターネット上にも人々が集まっているとされる写真も複数見られる。
ジョギングでも飛沫感染の可能性
感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授はNHKの取材で、ジョギングについて、「走っているときは鼻ではなく口呼吸になるため、飛まつが飛ばない訳ではない」とし、「屋外とはいえ密集した状態をつくってしまうと、感染のリスクがないわけではない」と警告している。周囲で走っている人との距離はできるだけあけるなどの工夫が必要だという。
自粛はいつまで?
朝日新聞によると、安倍首相は17日の会見で、緊急事態宣言の期限である5月6日を過ぎたら繁華街や夜の飲食店などを含め外出していいか問われた際、「十分に確信をもって予見することはできない」とし、「今から断定的なことを申し上げることではない」と述べていた。会見に同席した政府の諮問委員会の尾身茂会長は「感染が仮に下火になっても、ゼロになることはありえない」と述べ、感染拡大が落ち着いてからも何度か小さな山が繰り返してくるとした上で「当分覚悟した方がいい」と語ったという。
いま自粛しなければ、いつまで経っても感染拡大は収まらない。逆に言えば、いま自粛するだけで第一波は抑えることができるのだ。長期化すればするほど医療業界や経済へのダメージは大きくなることはもちろん、今まで自粛できていた人たちの中から外出してしまう人が出てくる可能性も考えられる。全国民が、不要不急の外出をせず、堪え抜くことができる日はくるのだろうか。