1 :2020/01/23(Thu) 08:26:47 ID:IBvpWXEDr.net
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17703680/
放射線治療では癌細胞にホウ素を取り込ませ、中性子線をぶつけて殺すのだが
ホウ素が癌細胞から流出してしまうのが問題であった。
しかし液体のりの主成分であるポリビニルアルコール(PVA)を混ぜると、スライムをつくるのと同じ原理で分子が長くなることを応用。
がん細胞が薬剤を取り込みやすい形にしたことにより、従来の3倍長くとどまるようになった。
大腸がんのマウスで試したところ、がん細胞がほとんど増えなくなり、「根治に近いレベルを実現」できたという。
東工大の野本貴大助教は「PVAを混ぜるだけなので製造しやすく、実用性は高い。人の臨床応用につなげたい」と話している。