1 :2020/01/13(月) 19:34:41.289 ID:G+A6JK8ha.net
自分が所属する組織を内部告発するなんて、よほどの勇気が要るだろう。それがいわゆる“GAFA”の1社ならなおさらだ。
だが、ザック・ヴォリー氏の信念は揺るがない。彼は今、筋金入りの愛国者として矢面に立っている。
■「表示コンテンツが独自の優先順位で調整される」
昨年8月、グーグル社で上級ソフトウェアエンジニアとして8年以上勤務してきたザック・ヴォリー氏は、捨て身の内部告発に踏み切った。
そして、1000件に上る内部文書を漏洩し、グーグルがもはや信頼できる検索ツールではない理由を明らかにした。
「私は何年も前から訴えてきました、グーグルは危険であると。情報は検閲され、ユーザーのプライバシーは盗まれます。コンテンツは独自の優先順位で調整されます。
すると、同社の思惑が反映された検索結果から人々の社会的行動に影響が及ぶことは想像に難くないでしょう」(ザック・ヴォリー氏)
トランプ大統領は2016年の米大統領選以来、「グーグルは私に関する否定的な記事を多く表示できるよう、検索結果を不正に操作している」と激しく非難しているが、まんざら被害妄想ではなかったようだ。
アンチトランプ政権には絶好のネガティブキャンペーンとなりそうだが、そうはいっても確かにフェアとはいえないだろう。
恐ろしいことに、ヴォリー氏が文書を持ち込んだ調査ジャーナリズムNPO団体「Project Veritas」では変装し、声も変えて質疑応答に臨んだはずなのに、彼が職場に戻ると人事から冷酷な退職勧告が待っていたというのだ。
しかも「すべてのグーグル内部の書類」の公開を停止するよう警告文があったため、身の安全を恐れた彼は「自分の身に万一のことがあれば、すべての文書が公開される」とツィートするに至ったという。