トランプ大統領「金委員長が約束破るかも」

1/6(月) 14:10

アメリカがイランの革命防衛隊の司令官を殺害したことでイランとの緊張が高まる中、トランプ大統領は５日、イランが反撃すれば「大規模な報復」を行うと述べ、強くけん制した。

これはトランプ大統領が５日、イランからの反撃の可能性について記者団からの質問に答えたもの。大統領は「もし彼らが何かをすれば大規模な報復があるだろう」と述べ、けん制した。

また、イランの司令官の殺害現場となったイラクの議会は５日、国内に駐留するアメリカ軍の撤退を求める決議を可決。これについてトランプ大統領は、アメリカが「非常に高額な駐留費用」を負担していると指摘し「イラクがこれを支払わない限り、撤退しない」と表明した。さらに、イラクに対し「かつてない制裁を科すだろう」と警告した。

一方、大統領は、２０１８年の首脳会談で非核化を目指すことで合意した北朝鮮の金正恩委員長について、これまでは「約束を守る男だと思う」としてきた。しかし、この日は「金委員長が約束を破るとは思わないが、破るかもしれない」と述べている。
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