1 :2019/12/29(日) 20:40:06.96 ID:Xf1jhQiS9.net
日本市場の開拓に向けて業界一丸
2019年5月、フランス・パリを訪れたとき、数年前に来た時とは何か変化を感じた。
街の風景が違う…?
電動キックボードがいたるところに置いてあり、乗りこなす人々の姿があった。
『なにこれ、楽しそう』『危なくないの?』
『乗り捨ててあって盗まれないのかな』
パリでは2018年、「LIME(ライム)」などの企業が次々と電動キックボードのシェアサービスを開始。
アプリで利用でき、金額も最初に1ユーロ(約120円)、そこから毎分20サンチーム(約25円)と手軽で、若者や観光客を中心にウケているそうだ。
通勤途中のサラリーマンが、車の渋滞の間をスイスイと通り抜ける姿も見かけた。
これで街中の移動が変わるかも?!
キックボード事業の企業たちが、今度は日本を新たな市場として狙っている。
11月14日にひらかれた協議会。
この協議会は、あたらしいマイクロモビリティ(=超小型の乗り物)の、日本での普及、促進を目指す業界団体だ。
会員は、「Luup」「mobby ride」「マイメリット」、そしてこの日から世界最大手の「LIME」が加わり4社。
いずれも電動キックボードのシェアサービスの会社だ。車や電車などで移動したあとの、1km前後のちょっとした距離の移動での活用を提案する。
アメリカから来日したLIMEの担当者;
次は日本がマイクロモビリティ革命に参加する国である
…と、意気込んだ。
日本は欧米に比べて都心部の人口密度が高く、通りが狭い。
ここに電動キックボードサービスの商機があると見ている。
「LIME」は2019年9月、KDDIとデジタルガレージから出資を受け、福岡市で試乗会をするなど日本市場展開に向けて準備を進めている。
協議会では、安全確保のためのガイドラインを作成。共通の、電動キックボード機体の規格や速度を定め、クリアしたものには「安全認定シール」を発行することにした。
また、利用者や第三者が、事故で受けた被害をカバーする任意の保険に加入することを規定し、信頼性を高める。
【機体の規格】
時速:最高速度は毎時6kmを下限、毎時20kmを上限
重さ:55kg以下
寸法:幅(ハンドル幅)70cm以下、高さ1.4m以下、長さ2m以下
少子高齢化社会に簡単操作の新たな乗り物を
日本では、電動キックボードは原動機付自転車(「原付」)に分類されている。
だが、2018年に設立した日本の「Luup(ループ)」は、原付としてではなく、少子高齢化社会が抱える課題を解決する新たな乗り物として、この電動キックボードのシェアリングサービスを提案する。
漕がずに、またがないで乗れるので高齢の人も含めた幅広い年齢層が利用できる。
最高速度を遠隔で制御することができるので、事故を防ぐことができる。
環境にも優しく、駐輪に必要なスペースも小さい。
浜松市や四日市市などの自治体と積極的に連携協定を結び、実証実験を重ねている。
Luupが提案する電動キックボードは、二輪タイプだけではない。
11月25日。東京・渋谷で行われたイベントでは、内部障がいがある人向けの試乗会が行われた。
内部障がいとは、外見からはわからない身体内部に障がいがあることをいう。周りから分からないからこそ、その移動手段にも理解が必要だ。
参加した、ミウラタケヒロさん(14)は、心臓に病気を抱え、長時間歩くことが難しい。
しかしこの日は、四輪タイプの電動キックボードをスイスイと、簡単に操作し乗りこなしていた。
ミウラ タケヒロさん;
こっちの四輪タイプのほうが(二輪タイプのものより)安定しているのでいい。
かっこいいので、こういうものにも乗りたい
…と、14歳らしい笑顔で話していた。
※以下省略、 全文はソースからご覧ください
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191229-00010008-fnnprimev-bus_all
12/29(日) 19:03配信FNN.jpプライムオンライン