1 :2019/10/29(火) 11:56:14.63 ID:x/HN9yjp9.net
2019.10.29
約2年の間に生活インフラが5度止まっていた徳井。いずれの場合も未払いが発覚した後、すぐに料金は支払ったようだ。ネットでは、そのルーズさが「度を超えている」という声の一方、「ワタシも水道、ガス、電気よく止められた」と理解を示す声も上がっている。
徳井は会見で「私の想像を絶するだらしなさ、ルーズさ」が原因だと話したが、何度も無申告を繰り返す心理とはどのようなものなのか。臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は、徳井の発言や行動から次の3点に関わりがあるのではと推測する。
「まず1つ目は、“自分スタイル”の強さ。例えば、納税に関する書類作りや領収書の処理を、自分がやりたい時に、やりたいようにやりたいという気持ちが強いがために、税理士の方が声をかけた際に取り組めず、先延ばしになったのでは。一般的に考えられているイメージとは違うが、完璧主義だったり、自分の行動の形がきちんと決まっているような人が、逆に先延ばしにしたりルーズになったりしてしまうことがある。
2つ目は、注意力の低さ。ネットで徳井さんがADHD(注意欠陥・多動性障害)ではないかと言われているが、どちらかというと注意欠陥が関係しているように見受けられる。例えば、納税の準備をしよう、確定申告をしようとした時に、そのことに注意を向け続けられないのでは。大人になっても部屋が片付けられない、忘れ物が多いという人の中には一定数、ADHDから多動(Hyperactivity)を引いたADD(注意欠陥障害)の傾向がある人がいると言われている。
3つ目は、衝動性の高さ。公共料金も含め未納の状況があった時に、まずその事実に気持ちを傾けて向き合わないといけない。そうした際には、『自分がやれていない』ことにストレスを感じ、モヤッとした感覚があるはずだが、通常はお金を納めることでその感覚を解消しようとする。一方で、『まずそのことは忘れてテレビを見よう』とか『友達に誘われたから飲みに行こう』とか、そういった形で直接的に向き合わず衝動的に何かをやってしまうと、結果的にやらなければならないことを忘れてしまうということが起きる」
これら3つがすべて徳井さんに該当するとは限らないが、先延ばし行動に関わる典型的な背景であるとする藤井氏。また、会見時の「想像を絶するルーズさ」というフレーズについて、「恐らくこれは周りから言われてきた言葉で、これまでに自分をなんとかしないといけないという気持ちはなかったのでは」と指摘。その改善方法については、「自分でできないならできる人に丸投げするのも一案」としながらも、「行動分析学的に考えると、人が行動を起こす時、気合いや根性でなんとかしようとしてもなかなか難しい。『ルーズだから』『だらしないから』『性格に問題がある』と言っているうちは、絶対に治らない。もし気合いでできたとしたら、それは本質的に『できない人』ではない。『できない人』に必要なのは、行動のためのきっかけと行動した後の強化子(ご褒美)。やって当たり前のことにご褒美なんてという意見もあると思うが、このようなタイプの人にはできる仕組みや環境を作らないといけない。きっかけとしてメモに書いて視界の右側にくるように貼っておくとか、行動ができたら誰かに褒めてもらえたり、自分の好きなことができるといったサイクルを作ることが必要だが、自分1人では難しい」と述べた。
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