1 :2019/08/25(日) 17:52:04.25 ID:1d74htdr0.net
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、パラリンピック開会まで1年となった25日、
東京・渋谷区のNHKホールで「1年前カウントダウンセレモニー」を開催し、メダルデザインを発表した。
デザインは「扇」をモチーフとし、「人種や国境を越えて人々の心を一つに束ねる」「世界に新たな風を吹き込む」イメージを象徴した。
また自然の生命力を表すため、裏面には扇の骨にあたる部分に左から「岩、花、木、葉、水」のデザインを施した。
表面には規定にのっとってパラリンピックマークと、アルファベットと点字で大会名を表記。裏面には大会エンブレムが配されている。
デザインは2017年12月から18年1月までの1カ月間、立体造形に関する職歴のある人やデザイン専攻学生を対象に五輪用と一緒に公募し、421人がエントリー。
平面デザインの審査で五輪用、パラリンピック用各3作品を選出した後、試作品による立体デザイン審査の結果、昨年9月にパラリンピック用が選ばれた。
デザインしたのは松本早紀子さん(30)。多摩美大から博報堂プロダクツに入社し、飲食関連企業の子供向け玩具や販促グッズ、住宅メーカーの販促グッズのデザインを手がけてきたという。
松本さんは「選手を主役にしたいと思い、考案しました。このメダルが選手と人々の心をつなぎ、新たな風を生み出す原動力となればうれしいです」とコメントした。
デザイン審査会のメンバーだった古宮正章副事務総長は「パッと見て華やか。埋め込まれたコンセプトも、パラリンピックで目指す精神に沿っており、
文化として伝えたいものがキチッと表現されているというのが最終的な結論だった」と、選定の理由を話した。
<続く>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000555-sanspo-soci