1 :2019/05/13(月) 13:45:51.43 ID:ehoPVSnF0●.net
米中貿易摩擦は、両国が全面的な争いに陥るおそれが出てきている。
こうした中、日本国内の企業でも影響を心配する声が強まっている。
東京・大田区の金属部品メーカー。
貿易摩擦による中国経済の減速で、部品の受注にも影響が出てきている。
富士セイラ 東京事業所では、中国などに輸出される機械や、半導体に使われる金属部品を作っている。
富士セイラ・蟻坂取扱役総務部長は、「輸入関税が上がることによって、中国の経済自体が減速していく
影響というのは、日系メーカーにも大きく影響は出ています」と語った。
中国で現地生産もしていたが、米中の貿易摩擦が引き金となり、中国工場を引きあげる検討を
本格的に始めている。
富士セイラ・蟻坂取扱役総務部長は、「中国でのビジネスの採算性が悪化していく中で、当社としても、
中国でのビジネスの引きあげを検討しているというところです」と語った。
貿易摩擦を背景にした中国経済減速の影響は、上場企業の2019年3月期決算にも広がっている。
最終利益の合計は、10日までの集計で、前の期と比べ4.3%減少し、3年ぶりにマイナスとなる見通し。
パナソニック・梅田CFOは、「400億円程度の減益要素が、この中国との貿易摩擦ではあったと」と述べた。
日立製作所・東原社長は、「世界の経済がスローダウンする方を非常に心配している」と述べた。
対立の行方は、世界経済の先行きを左右するとみられる。
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