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【イギリス】児童の性描写を含むマンガをPCに保存していた男に有罪判決が下される

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1:オムコシ ★ 2014/10/21(火) 18:05:21.39 ID:???.net

2014年10月21日 12時47分38秒
児童ポルノ画像の単純所持が禁止され、刑事罰の対象になっているイギリスでは、児童ポルノに関するウェブサイトを閲覧したり、 孫が水浴びをしている写真をPCに保存したりするだけでも罪に問われることがあります。児童ポルノに対して厳格な姿勢を貫くイギリスで、 今度は性的な描写を含む日本のマンガおよびアニメの画像を所有していた男に国内初となる有罪判決が下されました。
2012年に99枚の児童ポルノ画像をPCに保存していた容疑で警察に逮捕されていた39歳の男に対して、 イギリスのティーズサイド刑事法院は児童ポルノ所持の罪で懲役9カ月・執行猶予2年の有罪判決を下しました。
保存されていた画像の全てがマンガやアニメの画像であったため、男は「保存していた画像は児童ポルノには当たらず、 また、画像のほとんどは合法サイトで入手可能である」と主張していましたが、裁判官は「押収された画像は明らかに人間の子どもを想起させるもの。
実在の人物が画像に関与していないことは事実であるが、児童の性行為を描写した画像は大きな危険性を秘めており、 社会にとって必要のないものである」と語り、この主張を退けました。
今回の裁判で有罪判決を受けた男は2008年にもゲーム「トゥームレイダー」に似せたCGの児童ポルノを所持していたとして有罪判決を受けており、 性犯罪者治療プログラムに参加するよう命じられた経緯を持っています。
2008年に有罪判決を受けた際には、男のPCにCGの児童ポルノの他にも、 性的な描写を含むマンガやアニメの画像が保存されましたが、 イギリスでは2010年まで性的な描写を含むマンガやアニメが児童ポルノとして規制されておらず、当時は罪に問われませんでした。
2014年10月に行われた裁判で弁護を担当したRichard Bennett氏は「今回の判決はマンガ・アニメの利用者に大きな影響を与えるだろう。
マンガ・アニメのファンは今後の行動に大きな注意を払わなければいけません」と、判決に対して意見を述べました。
性的描写を含むマンガやアニメ画像の所持が児童ポルノ所持として有罪判決が下されたのは、児童ポルノに厳格なイギリスでも初めてのことです。
イギリスでは2010年4月から児童の性器や性行為を描写したマンガやCGも含めた画像が刑事罰の対象になりました。
一方、日本では2014年6月に改正児童ポルノ禁止法が可決・成立し、「表現の自由を脅かす」と危惧されていたマンガ・アニメ・CGについては規制の対象外になっています。
こうした日本の児童ポルノに対する姿勢について、イギリスの新聞The Guardianは「日本は世界最大の児童ポルノマーケットの1つ。
改正児童ポルノ禁止法はマンガやアニメを規制対象にしないため、性的な描写を含むマンガやアニメの社会的立場は変わらないでしょう。
東京で児童に関する性的描写に遭遇するのは難しくなく、例えば電車内で肌を露出した女子高生を描写したマンガを読んでいる男性を見かけることもあります」
と日本の児童ポルノに対する後進ぶりを伝える記事を掲載。
日本のマンガやアニメといった文化は国際的に評価を得ている面がありますが、 一方で、日本で作られるキッズ向けのアニメ・マンガには「お色気」描写が含まれたりして海外で売りづらいという話を聞くこともあり、 「クールジャパン(COOL JAPAN)」が簡単ではないことを実感します。
http://gigazine.net/news/20141021-illegal-manga-children/