ファミマの社長謝罪　マクドは新商品発表会中止

ファミマ社長が謝罪、マックは新商品発表会中止
　中国・上海の食品加工会社が使用期限が切れた肉を使っていた問題で、問題の食品加工会社から商品を輸入していたファミリーマートの中山勇社長は、２３日朝、謝罪しました。
　「チェック体制を厳しく敷いても抜けるという問題について、どのように対応するのかということ。
大変ショックを受けていて、これをどうするかということだと思う」（ファミリーマート 中山勇社長）
　ファミリーマートは２２日、問題の食品加工会社から輸入していた「ガーリックナゲット」など２つの商品の販売を中止しましたが、中山社長は２３日朝、新しい形態の店舗の発表会に出席し、その席で謝罪しました。
その上で、中山社長は、２度も現地でチェックするなど、ファミリーマートとしては厳しい管理体制をとっていたことを強調しました。さらに、実際に「期限切れ」の鶏肉が使われていたかどうかについて、現在、 調査しているといることです。
　また、同じ会社から仕入れていた「チキンマックナゲット」の販売を中止した日本マクドナルドは、 今回の問題を受け、２３日に予定されていた新商品の発表会などを急きょ中止しています。
　「現在、関係省庁が連携をして、事実確認のための調査等を行っております。現段階においては健康被害等の情報、報告は行われていないと」（菅義偉官房長官）
　また、菅官房長官は、このように述べたうえで、「問題の製造会社で作られた食品については一時的に輸入を差し止める措置を取っている」と強調するとともに、中国側に事実関係を確認していることを明らかにしました。（23日11:25）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2257044.html