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ひろゆき氏「女性優遇は男性差別」焼き肉店半額で見解 識者は猛反論「受忍すべき違い」

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1 :2024/09/07(土) 00:56:52.09 ID:SnvCYEAK9.net

「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が5日までに配信されたABEMAの報道番組「Abema Prime」にリモート出演し、焼き肉チェーン「牛角」で9月に展開されている、男性3938円に対し女性が半額の1969円とした食べ放題のキャンペーンについて「女性優遇しすぎ」などの声が起きていることについて議論した。

番組ではキャンペーンについて「男性差別」との声があがっていることを紹介。一方で牛角側は差別の意図はなく「女性の注文量は男性に比べ4皿少ない」などのデータに基づいているなどの情報も伝えた。

ひろゆき氏は「営利企業が利益をあげるために女性を優遇して男性を差別するのをOKだよね、となると、女性の給料低くて良いよね、女性は出世させなくて良いよね、だって営利企業の判断だから、ってなっちゃう。だからどんな差別でもなくすべきである、と弱者は言った方が良いんだけど、なぜか女性が女性を優遇する差別はあり、とか言っちゃうと差別は残り続けちゃうので、短期的にしかモノを考えられない人って長期的に損することを選ぶんだな、と思ってみてます」と持論を展開。「女性を優遇するというのは男性を差別することなんですけど『それは差別ではなくあくまで優遇である』という論者の人がいて、そこは僕は分からない」と語った。

一方、社会学者の瀬知山角氏は「私はひろゆきさんと意見が全く違いまして」と前置きし「焼き肉屋のマーケティング戦略の話だけなので、その差別の範囲というのは、例え民事訴訟を起こしたとしても受忍の範囲だろうと思います」とコメントした。

ひろゆき氏は反論し「アメリカで白人と黒人で、黒人の方が焼き肉を多く食べます、だから白人優遇です、って言ったら、普通に人種差別じゃないですか」と言うと、瀬知山氏は「それはできないですね」と応じた。ひろゆき氏は「それと一緒という話を僕はしてます。人種という変えられないことで、メチャメチャ食う女子もいる。だから一般的にこう、というのがあったとしても、性別によって待遇を変えるのは差別ですよね、っていう話です」と続けたが、瀬知山氏は「社会的に何がどう認められるか、という話で、法的な話とはレベルが違う。今あげられた例の話は、アメリカでは絶対に認められない。それと日本の焼き肉屋の女性の話とを混同するのはおかしいです」とかみ合わなかった。

ひろゆき氏は「日本の社会でも差別として、認められないですよね、という話をしてます。法が準備されていないというのは、単に法が不整備だから」と返したが、瀬知山氏は「それはそうは思いません。単にこの程度の価格差…」と牛角の話題に戻した。ひろゆき氏は「価格差の問題じゃないんです。やっちゃいけないことかどうかの話です」と口をはさんだが、瀬知山氏は「受忍の限度、という判断です。例えば訴訟を起こしたときに、十分受忍の限度に入るはずなんです」と指摘。ひろゆき氏が「じゃあ、受忍できるのであれば、多少の差別はOK?」と問いかけると、瀬知山氏は今回のケースについては「そうです。この程度の違いというのは受忍すべき違いに過ぎない。数百円とか1000円違うとか、しかも毎日食べるわけではない」とした。

ひろゆき氏は「受忍の限度で決めるのであれば、女性が出世できないのも『当然だよね』『受忍の限度だよね』というのが今の日本の社会」とした上で「女性が一生懸命やっても管理職になれませんでした、という会社はいくらでもある」と例をあげると、瀬知山氏も「現実にそういう会社があるのはそうですね」と同調。ただひろゆき氏が「それが良くないと言っている」と言うと、瀬知山氏は「それはその会社が努力すべきことで、焼き肉屋の値段(の話)とは全く違う」と語った。

瀬知山氏は「日本中の居酒屋でこんなことが起きたら問題です。いちチェーン店が、一定期間、この程度のキャンペーンをやることについて『男性差別』であるという議論を持ってくるのは、そもそも性差別の議論として間違っている」とも言及。今回のキャンペーンについて「男性差別」の声が多いことについて「理解してない人が多いんだな、というだけですね」とし、その背景について「男性側が、履いている下駄の高さに気が付いていない」とした。

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https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202409060000018.html