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【ハングル校歌】京都国際・小牧監督「十何年いますけど未だに何を言ってるのかわからないので。覚えようとも思っていません」

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1 :2024/08/25(日) 14:41:52.15 ID:kTcL7fXJ9.net

8/25(日) 11:02配信 Number Web
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a503a09105a5479a3abad8c3a1f6e943d4687f2

夏の甲子園を制した京都国際。その盤石の強さとともに話題を集めたのが、校歌である。「選手や監督に質問をしていいものなのか」。現地記者が京都国際に密着した。【全3回の1回目】

◆◆◆

(略)

■京都国際の選手「歌えません…」

 私は暇そうにしている選手をつかまえては校歌を歌えるのか、校歌の意味はわかっているのか、どんな学校なのか等々、矢継ぎ早に質問をした。

 選手たちは歌えることは歌えるものの、意味までは深く理解していないようだった。中には「歌えません……」と口にする選手もいた。

 京都国際には韓国の歴史や韓国語を学ぶ授業があり、修学旅行は韓国へ行くのだという。全校朝礼も韓国語で、選手たちは何を言っているのかまったくわからないそうだ。

 私は本サイトの担当編集者に興奮気味に取材報告をした。こんな高校があるんだよ、と。ところが、編集者は難色を示した。

「京都国際の校歌の記事は、ネットが荒れるんですよ……」

 そういうものなのか。私は正直、そのあたりの事情に疎かった。

 京都国際のことをネットで調べた。同校は1947年に在日韓国人の民族学校として設立された。ところが、その後、経営が傾き、2004年に現在の校名に変更し、同時に日本人も受け入れ始めたのだという。

 野球部は1999年に創部されており、当時はほとんど韓国人だったようだ。今、全校生徒は138人で、そのうち約8割が日本人だ。野球部員は全校生徒の約半分にあたる61名おり、彼らも大半が日本人だという。

 京都国際は2019年から5年連続で、計8人のプロ野球選手を輩出していた。過去まで遡れば16年間で11人ものプロ野球選手を誕生させている。中学生の間では韓国色の強い学校だというイメージ以上に「プロに行けるチーム」として支持されているようだった。

■それでも有力選手が集まる理由

 これだけ特殊な学校で、なぜ、こんなにも優秀な人材が集まってくるのか。

 2日後、準々決勝の智弁学園戦に勝利したあとの取材で、私は生徒募集を担当している岩淵雄太にへばり付き、話を聞き続けた。ドイツ製の丸眼鏡にツーブロック。ニックネームは「チャラ男ちゃん」だと話す岩淵は、人懐こく、自分の言葉を持っている人物だった。

――生徒を集めるの、大変じゃないんですか? 

 そう問うと、岩淵は待ってましたとばかりに語り始めた。警戒心を解くための最初の説明がキーなのだと言う。韓国の歴史の授業があるが、反日教育ではないこと。校歌に抵抗があるのなら歌う必要はないこと。そして、日本人である自分がこの学校のために尽力しようとしていることが「あやしい学校」ではないことの何よりの証明なのだと懇々と説くのだという。

 そして、最大の疑問をぶつけた。韓国語の校歌を変えようとは思わないのか、と。京都国際のイメージを決定づけているのは、何よりもまず校歌だ。

 実は岩淵らスタッフは変えるために何度となく学校に掛け合ったが、理解者も多いものの、なかなか変更までは至らないのだという。

「いろいろとあるんっス」

 もはや日本人が占める割合の方が多いとはいえ、理事長も校長も韓国人だ。それはいろいろあるのだろうと推察された。

■小牧監督「学校に言うても何も動かないし…」

 岩淵は校歌にまったく思い入れがないのだと語った。監督の小牧憲継(41歳)も同様だった。

「僕もまったく興味はないです。この学校に十何年いますけど、未だに何を言ってるのかわからないので。覚えようとも思っていません。学校に言うても何も動かないし、変わらないし、無視されてしまうので。その件に関しては学校に聞いてもらった方がいいと思います。はははははは」

――でも、優勝したら、また違って聞こえるものなのでしょうか。

「いや、優勝したことの余韻に浸ることはあっても、校歌に関しては何もないでしょうね。ははははははは」

 甲子園で勝って校歌を歌う――。

 これまで何度も聞いてきた夢の形だ。それは高校野球における一つのクライマックスなのだとさえ思っていた。

 だが、京都国際にその時間は与えられていなかった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)