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フワちゃん活動休止の発表文に「違和感」復帰前提の内容に「今書くことではない」と元テレビ朝日法務部長の弁護士

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1 :2024/08/12(月) 08:54:44.16 ID:Wvg6n1RN9.net

●元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士

 お笑いタレント・やす子に対して暴言投稿をしたフワちゃんが11日午前、Xで「しばらくの間」の活動休止を発表し、「反省して、精進します」とも宣言した。だが、元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は
「この発表文に違和感がある」とし、フワちゃんの今後に求められることを指摘した。

「これでは台なしではないか」。活動休止を発表する文面を見て、私はそう思った。フワちゃんとしては、事態を鎮静化させるための
「最後の切り札」だったはずだ。しかし、この表現ではさらなる炎上につながりかねない。

私はかつてテレビ局の法務部で働いていたので、会社のコメントを書いたり
時には不祥事関係者の謝罪コメントに助言することがあった。その経験から言うと、この発表文は「なし」だ。

指摘すると、まず書き出しから間違っている。タイトルは「いつも応援してくださっている皆様、お世話になっている関係者の皆様へ」。
そして、冒頭で「まずはじめに、いつも応援してくださっている皆様、そしてお世話になっている
関係者の皆様に大きなご迷惑とご心配をお掛けしていることをお詫びいたします」とお詫びをしている。

宛先は、「いつも応援してくださっている」自分のファンと、「お世話になっている」仕事関係者だけ。
暴言投稿を向けられたやす子氏についても、投稿を見て傷ついたり、不愉快に感じたであろう一般読者やいじめ被害者についても、一言も触れられていないのだ。

【中略】

発表文には「活動休止期間中は自分のことを見つめ直す時間にできればと思っております」とも書かれている。
この文章は一見するともっともらしく思えるが、よく考えてみると、そこには「自分のこと」しか書かれていない。

今回の事態を受けてフワちゃんのCMを止めたGoogleが「Googleは、他者を尊重しない行為に関しては厳格なポリシーを有しています」と述べ
フワちゃんの番組降板を決めたニッポン放送が「他者を尊重しない誹謗中傷する行為については決して認めることができないと考えております」とコメントしている通り
この問題の本質は「他者の尊重」を欠いた点にある。それなのに活動休止の発表に「自分のこと」しか書いていないのでは、「事の本質をまだ分かっていないのではないか」と読者に思わせてしまう。

続きはENCOUNT 2024/08/11
https://encount.press/archives/662884/