1 :2024/08/06(火) 06:40:20.99 ID:4HOg8ede9.net
アーティスティックスイミング(AS)のチーム・テクニカルルーティン(TR)で、日本(安永真白、比嘉もえ、佐藤友花、吉田萌、木島萌香、島田綾乃、和田彩未、小林唄)がサプライズ発進となった。演技直後は一時253・667点で6位となったが、その後中島貴子ヘッドコーチ(HC)が採点について審判団へ抗議し、認められて得点が284・9017点に大幅アップして3位に。ASの新ルールで初めて迎えた五輪は、混乱の幕開けとなった。
今五輪、ASは従来のルールから大幅に変わって大会を迎えている。採点の透明性を高めるため、フィギュアスケートの様に技ひとつひとつに難易率があり、出来栄えがかけ合わされる採点方式。演技構成を事前に申告する必要があり、その技が認定されなければ「ベースマーク(最低点)」となって大幅に減点される。
日本は当初、演技最終盤の難易率11・150点の大技がベースマークとなり、0・500点認定となっていたが、これに中島HCが抗議。当初は足の角度が規定範囲外と見なされていたが、ビデオ判定により規定内と認められた。1・4667点だった要素が、32・3400点にアップ。合計点があがり、6位から3位の演技として認められた。
東京五輪後から変わったルールだが、中島HCによればプロテストはこれが初めて。世界水連の規定では、1回のプロテストに500スイスフラン(約8万4500円)を支払う必要があり、抗議が認められれば返金されるが失敗すれば返ってこない。
何より、今大会はTR、フリールーティン、アクロバティックルーティンの合計点で順位を競うため、最初の種目での出遅れはメダル争いにおいて致命的になりかねなかった。中島HCは「ちゃんとやっていたという事で、OKをもらった」と安どの表情。失意の中だった選手にも伝え「帰る直前で、喜んでいました」と明るく語った。
2024年8月6日 5時27分
スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20240806-OHT1T51035.html