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【パリ】仮設トイレは気恥ずかしい「チラ見え」…フランス人は歯牙にもかけず「解放感抜群?」

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1 :2024/07/29(月) 18:26:48.86 ID:Glh/DbOK9.net

7/29(月) 7:05配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dc1f0f30e3ed7caadb94770d1f505fd0900f48b


 オリンピックの取材でパリに滞在していて意外に困るのが、トイレです。日本のように、地下鉄や鉄道の駅に必ず設置されているわけではないし、気軽にトイレを借りられるコンビニがあるわけでもありません。トイレを求めて5~6階建てのデパートに入っても1か所しかないこともあります。困った時にはカフェに立ち寄って3ユーロほどのエスプレッソを頼み、ついでに用を足すことも。1ユーロ=160円台後半で推移する円安の折、ちりも積もれば山となりかねません。

 そんな中、救世主となってくれるのが仮設トイレです。競技会場の内外などに設置され、オリンピックの観戦客らが次々に利用していきます。ただ、日本でもおなじみの個室タイプならいいのですが、日本人の感覚からすると一瞬、たじろいでしまいそうなものもあります。円柱を4等分に区分けし、間仕切り部分を除いて内側へくりぬいたような、男性の「小」専用です。わずか2平方メートルほどのスペースで1度に4人が放水できる優れ物ですが、背後を覆うものはなく、その丸腰ぶりは明らかです。さらに殿方の懐刀が「丸見え」とは言わないまでも、「チラ見え」の懸念は沸々とわいてきます。

 世界的には珍しい恥の文化なのだろうか――。そんな疑問もわき、利用者に声をかけてみると、同好の士はいました。フランス競技場での7人制ラグビーの観戦に訪れたアイルランドのブライアン・オドリスコールさんは「こういうところにトイレがあると便利。ちょっと我慢していたので、すっきりした」と爽快感を強調した一方で、「周りの目は気になるよね」と苦笑い。「誰かに見られているようで、速く済ませようと思ってしまう」と偽らざる心境を明かしてくれました。

 もっとも、男の股間にかかわる問題を、フランス人は歯牙にもかけません。パリ近郊から観戦に来たヴァランタン・デュフォレさんは「全然、気にならないよ。(小用中にこちらを)見る人なんて誰もいない」と一刀両断。友人らと連れ立って来たラファエル・ブランさんも「競技場内の男子トイレだって、こんな感じだよ。どうして気になるの」と、逆に質問されてしまいました。