1 :2024/07/13(土) 01:36:00.86 ID:WiKyM3tM0.net
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「球場のドングリ酒は健康にいい」
そんな評判が徐々に広がり、人気は徐々に高まっていった。それを聞きつけたのが、地元の朝鮮労働党球場郡委員会だ。そして、工場を作ってそこでドングリ酒を大量生産する計画を立てたのだ。
しかし、地元住民からは不満の声が上がった。重い課題(ノルマ)に苦しめられるのは目に見えているからだ。
「ドングリの旬になれば、各学校は生徒にドングリのノルマを課すのがこの地域では一般的だ。1年に30日から45日間、『ドングリ休み』で休校になるほど」(情報筋)
学校だけではない。郡内の工場、企業所、勤労団体、人民班(町内会)などすべての組織が仕事そっちのけでドングリ拾いをさせられるのだ。ただでさえ生活が苦しいのに、何の助けにもならない重労働をさせられるのだからたまったものではない。
さらに住民を苦しめるのは、こんな地域の事情だ。
「普段はドングリの半分に価格で売られているトウモロコシが、ドングリが実る季節になると高騰する」(情報筋)
なんとか食いつなぐための救荒植物であるトウモロコシの価格が高騰し、昨年はドングリとトウモロコシの価格がほぼ同じになった。
以下略
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bfb4be7bcb1577607546b599e04d1103134b7868