1 :2024/06/23(日) 08:24:10.31 ID:jseoJHl49.net
衆院議員の任期は来年10月まで。首相は通常国会中の解散を見送り、総選挙の時期は今秋以降になるとみられている。
衆院の定数は465(小選挙区289、比例代表176)で、過半数は233。次期衆院選は、1票の格差是正に向け小選挙区定数を「10増10減」した新たな区割りで行われる初の選挙となる。
自民は267選挙区で候補が決まった。連立を組む公明党が擁立する11選挙区を除くと、空白区は11。このうち、裏金事件で離党勧告や党員資格停止の処分を受けた現職4人の選挙区には立てない方向だ。4月補選で不戦敗とした東京15区、女性問題で辞職した議員の地盤だった静岡3区など、残る7選挙区で候補者選定作業を進める。
公明は前回2021年衆院選と比べ二つ多い11選挙区に擁立する。埼玉14区と愛知16区が新たに候補を立てる選挙区。日本維新の会と対決する大阪府と兵庫県の計6選挙区を含めて激戦が予想されることから、自民の裏金事件が波及することに警戒感が強い。
立民は180人(小選挙区179人、比例単独1人)を決定済み。「政治とカネ」の問題を追い風に「政権交代」を掲げており、当面の目標とする200人擁立に向けて作業を急ぐ。75選挙区で競合する共産党(小選挙区143人、比例単独19人)、10選挙区でぶつかる国民民主党(小選挙区37人、比例単独1人)と、候補者を調整できるかどうかも焦点となる。
野党第1党の座を狙う維新は158選挙区で候補を決めた。地盤の関西以外でどれだけ議席を獲得できるかが注目点。これまで公明とすみ分けてきた大阪、兵庫の6選挙区でも必勝を期す。
れいわ新選組や社民党、参政党なども擁立作業を進めている。
時事通信 政治部2024年06月23日07時07分配信
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