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いま「記憶喪失系ドラマ」が熱い! 手垢がついた“定番設定”に進化

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1 :2024/05/08(水) 06:40:29.83 ID:A5l2hkZq9.net

吉田潮 TVふうーん録 エンタメ 芸能

2024年05月08日

 人の名前や話の内容を忘れる。ミスしたことを忘れ、同じ過ちを繰り返す。なんなら昨日食べたモノも忘れるし、先週観たドラマの展開も忘れる。年々忘却力の著しい進行に自分でも驚く。
忘れたいことはいつまでも忘れられず、忘れてはいけないことをすっかり忘れる。「忘」の文字が「忌」にも見えてくるお年頃。そんな加齢とは関係ない「忘れる」系ドラマ2作をご紹介。

 階段落ちで急性硬膜外血腫、手術で回復したものの記憶喪失になった主人公を生見愛瑠が演じる「くるり〜誰が私と恋をした?〜」。
社会常識や一般知識はあるものの、自分の記憶がない。人間関係もすべて「初めまして」。見舞いに来た同期(神尾楓珠)やLINEをくれた自称・元彼(瀬戸康史)の情報を頼りに、お節介な隣人(丸山礼)の助けも借り、前向きに自分探しを始める。
 めるるが記憶喪失の割に、明るくて素直でサバサバしていて悲愴感はないのだが、考えてみればちょっとホラー。見ず知らずの人が吐く情報をうのみにしていいのか、めるる。
転落事故のときに持っていた指輪は男性用で、誰かに渡そうとしていたようだが、誰に恋をしていたかは思い出せず、というのがサブタイトルなわけ。でも恋は副菜なのかも。
 新生めるるは出社し、会社における自分の立ち位置をうっすら把握。無難に目立たず、友達も作らず、角が立たぬよう自分を押し殺して生きていたと分かる。
有能な派遣社員(菊池亜希子)に仕事を押し付ける無能正社員やセクハラ男を目の当たりにして、思い切って仕事をやめてしまう。恋愛モノの皮を被っているが、「女の主語獲得」の物語なのかなと思わせたのが第1話。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05080555/?all=1