1 :2024/01/29(月) 20:37:45.26 ID:1LRyZ6Cd9.net
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アジアカップが開幕してすぐ、世界はこれまでになくアジアカップに注目しているという記事を書いた(『「三笘薫の足首が心配でたまらない」 開幕アジアカップに世界がかつてない熱視線』)。
【写真】カタールW杯で大人気だった日本人サポーターSHONOさんフォトギャラリー
レアル・ソシエダの久保建英やトッテナムのソン・フンミンなど、自分のチームのスター選手が出場(奪われる、という意味も大きかったが)するということもあるが、なによりもアジアカップに対する純粋な期待感があった。1年前のカタールW杯で、日本や韓国、サウジアラビアが見せた活躍は世界に強烈なインパクトを与え、アジアサッカーへの興味をかきたてた。サッカーの新たな宝の山がそこにあると人々は感じ、どんなチームが出るのか、どんな選手がいるのかと、ヨーロッパや南米など非アジア国でも、大会前はいろいろな話題で盛り上がっていた。
しかし、グループリーグが終わった現在、大会への興味は急速に失われつつある。
その理由は単純明快。とにかく「つまらない」のだ。サッカー好きを「わお!」と言わせる試合はほとんどない。グループリーグの全36試合のなかで、見るに値する試合はどれほどあっただろうか。
楽しみにしていたカタールW杯活躍組も、いいパフォーマンスは見られない。韓国はもう少しでグループ3位になるところだったし、日本もイラクのようなチームに敗れてトップ通過を逃し、サウジアラビアの試合も見ごたえのあるものではなかった。また、これまで目にしたことのないタジキスタンやインド、レバノンといった新興国のサッカー、未知なるチームを見ることができるのにもワクワクしていたのだが、それも期待するほどのものではなかった。初めてアジアカップを放送することにした各国のテレビ局やストリーミング配信も視聴率をとれず、大いに落胆している。
また、試合だけでなく、その雰囲気に魅力が感じられない。スタンドはいつも空席が目立ち、情熱は感じられない。テレビカメラは一部に固まったサポーターたちを抜くが、試合を見ていればスタジアムがガラガラなのは一目瞭然だ。新興アジアの熱さを期待していた人々はこれにも肩透かしをくらった。
開幕戦こそ8万2000人の観客が入ったものの、その後は、開催国カタールの試合でさえその半数以下に。巨大なスタジアムがより、もの悲しさを醸し出す。中国対タジキスタンの試合などは4000人しか入らなかった。そこにサッカーの祭典という空気はない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cc724010767059471417370ce20d6b1a420d7f50