1 :2024/01/15(月) 20:02:23.81 ID:tIQ0Z28g0●.net
生活保護費引き下げは「違法」 地裁 処分を取り消す判断
訴えていたのは、鹿児島市と出水市に住む生活保護の受給者30人です。国が物価の下落などを理由に2013年から2015年にかけ最大10%生活保護の基準を引き下げたことで憲法が保障する生存権が侵害されたとして自治体と国を相手どり変更の取り消しなどを求めていました。
15日の判決で鹿児島地裁は「国が基準の変更に使用した一部の算出根拠は合理性を欠く」などとして生活保護費を引き下げた処分を取り消す判断を示しました。国への損害賠償は棄却しました。
全国の同様の訴訟では1審の判決が言い渡された24件のうち鹿児島を含め13件で処分を取り消す判決が出されています。
判決後、原告の1人はー
(原告)
「美味しいものを食べたいとかではないんです。あまりにも考えながら生活するっていうのは自分の中で悲しい思いをしている。生活ができるような、そのぐらいになってくれればありがたいなと思っています」
一方、鹿児島市は裁判所の判決を受け、「判決の内容を精査の上、今後の対応を国と協議して決定致します」とコメントしています。