1 :2024/01/10(水) 15:07:05.74 ID:4nooFl3r9.net
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-10/S70YXLT1UM0W00
Coco Liu
2024年1月10日 14:28 JST
→これまでの推計の最大100倍に上るプラスチック粒子含まれる可能性
→ナノプラスチック、細胞を突き抜け血流に入るほど小さい
一般的な1リットルのミネラルウオーターに平均約24万個のプラスチック片が含まれていることが、新たな研究で分かった。これらの多くは過去に検出されてこなかったと研究者らは指摘し、プラスチック汚染による健康への懸念が著しく過小評価されている可能性を示唆した。
ミネラルウオーターに「ナノプラスチック」(粒径1マイクロメートル、ヒトの髪の毛の幅で70分の1未満のプラスチック粒子)が存在するかどうかを判断する初の研究で、査読済みの論文が学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に8日掲載された。
ミネラルウオーターにはこれまでの推計の最大100倍に上るプラスチック粒子が含まれている可能性が示された。以前の研究ではマイクロプラスチック(1ー5000マイクロメートルのプラスチック粒子)しか考慮されていなかった。
ナノプラスチックは細胞を突き抜けて血流に入り、臓器に影響を与えるほど小さいため、ヒトの健康にとってマイクロプラスチックより大きな脅威となる。また、胎盤を通じて胎児の体内に入ることもあり得る。科学者らは以前から、ミネラルウオーターにおけるナノプラスチックの存在を疑ってきたが、個々のナノ粒子を特定する技術がなかった。
こうした壁を乗り越えるため、研究共著者は新しい顕微鏡検査技術を開発するとともに、データを駆使したアルゴリズムのプログラムを作成。その両方を使って、米国で普及する3つのブランドから購入した約25リットルのミネラルウオーターを分析した。その結果、1リットル当たり11万-37万個のプラスチック微粒子が検出され、その90%がナノプラスチックだった。研究者はブランド名には言及していない。
論文の主執筆者でコロンビア大学の院生であるナイシン・チェン氏は(略)
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