1 :2024/01/08(月) 21:57:58.57 ID:kfjHpWE70●.net
傾いた自宅で過ごす家族が「めまい」…水道管理業者「家を解体しなければ、水を通せない」
2024/01/08 10:53 読売新聞
2024/01/08 10:53 読売新聞
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震は8日で発生から1週間を迎える。
深刻な液状化の被害を受けた新潟市西区では、道路がゆがみ、水道管などが破壊された。
住民は傾いた家屋で生活を続けながら土砂の撤去に乗り出しているが、再建の見通しは立たず、「どうすればいいのか」と途方に暮れている。
男性は自宅で生活を続けているが、「水が使えないのが最もつらい」と訴える。下水道が使用できないため、トイレは近くの市民会館やコンビニエンスストアを、風呂は車で約15分の日帰り温泉を利用する。
洗濯や飲み水などの生活用水は、友人が持ってきてくれるのが頼りだ。
男性がスマートフォンで計測すると、自宅は約3度傾いていた。
傾いた住宅で生活しているため、妻や同居する次女はめまいなどの体調不良に見舞われている。
傾いた住宅や陥没した土地の修繕は見通しが立たない。自宅前で山積みとなった土砂を全て土のうに詰めるのは体力的に難しい。
水道の管理業者からは「水道管の破裂している場所が分からないので、家を解体しなければ、水を通せない」と言われた。
男性は、「水を使えないままでは、生活の維持は厳しい。家を直すにも金がかかる。どうやって暮らせばいいのか」と疲れた表情で漏らした。