1 :2023/12/30(土) 11:46:37.67 ID:Y0HpRyr+9.net
ポーランドの軍幹部は、ロシアによる大規模な攻撃が行われた29日、ロシアのミサイルと見られる飛しょう体1発が領空に侵入したと明らかにしました。
それによりますと、飛しょう体は、ポーランド東部の領空をおよそ40キロメートル、3分弱にわたって飛行したあと、ウクライナの領空に入ったと見られ、その間、ポーランド軍はレーダーで追尾するなどして対応し、迎撃はしなかったということです。
事態を受け、ドゥダ大統領は、国防省の高官などを集めて安全保障に関する緊急の会合を開き、対応を協議しました。
ポーランドは、集団安全保障の枠組みであるNATOに加盟していて、2022年11月には領内にミサイルが着弾して2人が死亡し、NATO加盟国の間で緊張が高まっていました。
アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は29日、ポーランドのシエビエラ国家安全保障局長官と電話で会談し、アメリカ側の発表によりますとこの中でサリバン補佐官はNATO加盟国であるポーランドとの連帯を表明するとともにバイデン大統領も事態を注視していると伝えたということです。
またNATOのストルテンベルグ事務総長はSNSで、ドゥダ大統領と話したことを明らかにした上で「NATOは大切な同盟国と連帯し、状況を注視するとともに、緊密に連絡を取り合う。今後も警戒態勢をとり続ける」と書き込み、NATOとして一致して対応する構えを強調しました。
ポーランド 国連大使「挑発行為 直ちにやめるよう求める」
一方、安保理の緊急会合に出席したポーランドのシュチェルスキ国連大使は、「ロシアのミサイルがポーランドの領空を侵犯するという重大な事件があった」と述べました。
その上で「われわれはこの事件について同盟国と協議を行っている。ロシアに対し、領空侵犯について説明するよう求めるとともに、こうした挑発行為を直ちにやめるよう求める」と述べました。
NHK 2023年12月30日 10時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231230/k10014303621000.html