1 :2023/12/20(水) 09:24:30.21 ID:0Ls53e/b9.net
自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)。所属議員の役職や当選回数に応じて政治資金パーティー券の販売ノルマが設定され、超過分はキックバックされ、還流された分をそう呼んでいたという。
安倍派の参議院議員には選挙のある年はノルマが無くなるという独自のルールがあるが、衆議院議員には選挙の年でも割り当てがあり、少なくない議員を苦しめていたようだ。
総額5億円超ともいわれる還流については、「戻しがあったのはごく一部の議員」と前置きし、匿名を条件に中堅議員はこう話す。
「塩谷座長から『◯◯枚お願いします』と電話が来て、一方的に告げられるだけ。直近の3年はコロナでノルマが半分となり、比較的ラクでしたが、毎年ノルマが達成できずに持ち出しばかり。
上限額は、安倍さんや細田さんのような会長経験者は1千万円、下は一回生で、60万円といわれています。
ゼネコンやパチンコ業界と昵懇の議員ならまだしも、なかなかさばけないのが実情です。途中で清和会を抜けた閣僚経験者も『500万円に一回も届かなくて持ち出しばかりだった』と漏らしていた」
会長経験者の上納額は1千万と高額に思えるが、
「派閥領袖となれば、権力を握り、人もカネも寄ってくる。官房長官や幹事長になれば機密費や自民党内のカネを拔ける」
という。一方で地方選出の平議員には人もカネも寄って来ず、地方都市で港区のホテルで開催されるパーティー券販売のあては限られていたようだ。「毎年、身銭を切っていた」との声がいくつか聞こえてきた。
取材を進めると誤差はあるだろうが、設定されたノルマについては以下のような数字となりそうだ。
会長経験者 1千万円
座長、最高顧問 750万円
閣僚経験者 500万円、600万円
一般の議員 60万円から約200万円
【中略】
12 月13日、国会内で宮沢博行前防衛副大臣は「派閥から記載しなくてよいと指示された」「派閥の方から『しゃべるな』と」などと派閥ぐるみの隠蔽工作の一端を公の場で初めて口にした。
この告白は99人の最大派閥が崩壊していく序章となりそうだ。正しい比較ではないが、と前置きし、前述の議員がこう話す。
「昭和の時代なら親分が違法スレスレにカネを集めて、子分に配っていた。いまの清和会は子分たちから搾り取るような運用方法で、『(傘下の組に厳しい上納金を課していることで知られる)山口組か』とこぼし合っています」
続きはYahooニュース 女性自身
2023/12/20 7:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/739df29508e41be1e3f589965db189777b397fca