1 :2023/12/18(月) 02:47:27.99 ID:rkkJygmc0●.net
米シェールに復活の兆し、過去最高の生産量でOPEC脅かす存在感
かつて石油輸出国機構(OPEC)の宿敵だった米国のシェールが、世界の石油市場で再び存在感を強めてきた。市場を左右する影響力では、OPECの足元にも及ばないとみなされていた数カ月前と状況は一変した。
テキサス州西部のパーミアン盆地からノースダコタ州のバッケンに至るまで、生産量はアナリスト予測をはるかに上回る水準に増えて過去最高を記録。一方のOPECと非加盟産油国で構成される「OPECプラス」は、価格下落に歯止めをかけようと生産にブレーキをかけている。
昨年の今頃、米政府の予測では今年10−12月(第4四半期)の国内生産量は平均で日量1250万バレルとされていた。予測は先日、同1330万バレルに上方修正。その差は世界の供給量にベネズエラが加わることに相当する。
この現象に世界は動揺し、供給過剰が価格に及ぼす壊滅的な打撃を防ごうと供給を抑制するOPECプラスの戦略に、疑念が生じるようになった。また米シェール企業には今も、OPECプラスの努力を台無しにできるほどの影響力があることが明らかになった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-17/S5TI4LDWX2PS00