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円安で「料金2倍以上」…冷え込む海外旅行、年末年始もコロナ禍前の7割どまり

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1 :2023/12/07(木) 07:20:10.53 ID:Q395oakU9.net

※読売新聞オンライン
2023/12/06 07:28

 コロナ禍で落ち込んだ日本人の海外旅行が回復していない。JTBが5日発表した年末年始(12月23日~来年1月3日)の旅行動向見通しでは、海外への旅行者数はコロナ禍前の2019年度の7割程度にとどまる。各国の観光団体は、日本人観光客を呼び戻そうとPRを強化している。

パスポート手放す
 12月4日、羽田空港にある国際線のチェックインカウンターには外国人の姿が目立っていた。「早朝や深夜など、帰国する訪日客が多い時間帯ばかりが混雑している」(空港関係者)状況だという。

 日本政府観光局によると、23年1~10月の出国日本人数は764万人。前年同期に比べると3・9倍に増えたが、コロナ禍前の19年同期比では54・3%も減った。急回復している訪日外国人客の勢いとは対照的だ。JTBの推計では、この年末年始の海外旅行者数は58万人で前年度の2・6倍となるが、19年度比では30%減だ。1人当たりの費用(22万2000円)も前年度比7・9%減の見込みだ。

 海外旅行の回復遅れは、円安が要因だ。1ドル=110円前後で推移していた19年から、円は40円程度も下落した。日本人にとって、円安は海外での買い物や食事が割高になる。「(旅費は)行き先によってはコロナ禍前の2倍以上」(JTB山北栄二郎社長)にもなり、需要回復を妨げている。

 パスポートの保有率も低下している。外務省の旅券統計などによると、日本人の保有率はコロナ禍前は25%程度で推移していたが、22年には17%に低下した。海外への修学旅行など、集団で新規に取得する機会が減ったほか、コロナ禍中にパスポートの期限が切れた後、再取得しないケースがあるとみられる。

訪米4位→13位
 海外各国にとっても、日本人観光客の回復は重要だ。

続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231205-OYT1T50333/