1 :2023/12/01(金) 22:32:51.05 ID:xlg/5csP9.net
最大派閥による組織的な裏金作りの疑惑が自民党を揺るがしている。安倍派議員はそろって具体的な説明を避けるが、政権中枢に所属議員を送り込む同派の疑惑が放置されており、党全体への深刻な不信を招いている。
「とにかくこの件は勘弁してくれ。これ以上、マイナスなイメージを付けたくない」。安倍派の事務総長経験者の一人は天を仰ぎ、名前を出しての取材には応じられない考えを記者に示した。
事務総長は派の運営を取り仕切る役職で、会長とともに派閥の資金の流れを知りうる立場にある。疑惑をもたれている直近5年間で会長だった細田博之前衆院議長、安倍晋三元首相はすでに死去。この間の事務総長を担ったうちの3人は政権中枢にいる。
政府のスポークスマンを務める松野博一官房長官は2019年9月から約2年間、事務総長を務めた。1日は午前、午後いずれの会見でも説明を求められたが、「政府の立場」を強調し、それぞれ4回ずつ「(答えを)差し控える」。質問に取り合おうとしなかった。
松野氏の事務総長職を継いだ西村康稔経済産業相も閣議後の会見で「個々の政治団体の話で、政府の立場としてのお答えは差し控えたい」。現在の事務総長で、国会運営の要となる党国会対策委員長の高木毅氏も、記者団の取材に「(コメントは)ありません」とだけ述べ、立ち去った。
3人ともが疑惑について否定も肯定もしない中、ある同派幹部はつぶやいた。「遠からず派閥が何かしら整理して、発表するだろう」
説明責任を丸投げされている…(以下有料版で、残り1331文字)
朝日新聞 2023/12/1 22:0
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRD16W1CRD1UTFK00M.html?ref=tw_asahi