1 :2023/11/29(水) 13:37:15.69 ID:cJRgzGtV9.net
■AV新法が出来た時と同じ流れ
シャンパンタワーで担当を支えたいーー。そのために路上や風俗店で体を売りながら、何百万もたまった「売掛金」を返済し続ける。
このような“献身的”な女性客によって、歌舞伎町のホストクラブは長らく支えられてきた。だが、ここに来て見方が一転、彼女たちは「悪質ホスト」に騙された被害者で救済すべき対象だという声が噴出し始めた。
塩村文夏参院議員を中心に、ホストにハマっている娘を持つ親などから窮状をヒアリングしてきた立憲民主党は、国や自治体に相談体制の整備などを求める法案の骨子をまとめ、今国会への提出を決めた。
「法案提出までのスピード感は、AV新法が成立した時とほぼ同じです。ただ骨子案は、売春防止法や消費者契約法など現行法の範囲内で取り組みを進めるもので、問題の根底にある『売掛金』規制にまでは踏み込めなかった。ホストクラブだけを狙い撃ちにして売掛金を規制するのは法の下の平等に反する、という根強い批判があるためです。問題の認知を広めることに目的を置いた法案で、実効性に乏しい内容になってしまった」(政治部記者)
それでも長年、無法地帯化していた業界に規制のメスが入ることになる。歌舞伎町は大混乱で、11月17日には、カリスマホストとして知られるROLANDが自分の店での売掛金を禁止すると発表した。だが、最近は「もうこの件でメディアには出ない」とトーンダウンしているという。
■塩村文夏参院議員を敵視する“ホス狂い”たち
「やはり同業者の目が気になるのでしょう。ホスト業界全体としては売掛金規制に反対の立場。ROLANDの店でだって、借金で客を縛っていたホストがそれなりにいたはずですからね」(歌舞伎町関係者)
「ホス狂い 〜歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る〜」(小学館)の著書があるノンフィクションライターの宇都宮直子氏も「ホスト規制」に賛成の立場だ。
「20歳くらいの女の子が、一晩の遊興で百万単位の借金を負わされてしまうわけです。他業界で行われているツケとは桁が違う。ここに規制が入れば、無限地獄に陥っている被害を食い止める効果はあると思います。監視の目を光らせるという意味でも、新法の意味はあると思います」
だが、歌舞伎町で取材を続けていると「世間の常識」と「ホス狂い」との考え方の隔たりが大き過ぎて混乱するという。
「ホスト側ではなく客側の方が『国家権力の横暴だ』と騒いでいるのです。無理やり店に行かされているわけでもないし、好きで体を売って、担当に人生をオールインして何が悪いんだと。『売掛金は私と担当との間をつなぐ愛の絆』と何も悪びれずに話す20代の女性もいます。『私たちと担当を苦しめないで』と塩村文夏さんへの恨み節ばかり聞こえてきます」
塩村氏の事務所には”殺害予告文”を送りつけられる騒ぎまで起きているが、もしかしたら彼女たちの可能性だってあるのである。
■シャンパンタワーは“ステータス”
「クールジャパン潰しと同じだ」という過激な意見を聞いた時はさすがに驚いたと振り返る。
「外国人観光客が大勢訪れる歌舞伎町はクールジャパンの象徴的な場所。ホストで成り立っているこの街からホストクラブが排除されてしまったら街が衰退してしまうと。『構造はアニメ潰しと同じです』と憤慨している女性もいました。『私たちの街を守るために客同士で連帯しないと』と動き出す女性まで出始めている」
何百万円もの身銭を貢ぐことをモノともしない、「ホス狂い」と呼ばれている女性たちの意地やプライドが影響しているという。
「担当ホストに入れ込む自分を美化する女性が多いと感じます。好きな男のためにここまでできる私、すごいでしょと。たとえ借金であっても、『自分には大金を貸すだけの価値がある』ということ。一晩のシャンパンタワーで100万円を消費することは彼女たちのステータスでもあるのです」
以下全文はソース先で
11/29(水) 10:34 デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/1863d2d8df3e06f363acf37c5262fcf9152321f3?page=1