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2023-09-21 ORICON NEWS
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近年、カジュアル化が進んでいるタトゥー。かつての“入れ墨(刺青)”のイメージは変わり、若い世代を中心にファッション感覚で入れる人が増え、その様子がSNSで多数配信されている。現在ではプールや温泉など公共施設でも寛容になりつつある。一方で身近になった分、学生が夏休みなどに軽い気持ちで入れ、のちに後悔して除去するケースも。個人を尊重する社会的な風潮と共にタトゥーへの意識は変わりつつあるが、社会生活の一部ではいまだ弊害になることがある。タトゥー除去をした場合の費用や期間、施術方法や痛みなどのリスクについて、共立美容外科の新宿本院院長兼総括院長の浪川浩明さんに聞いた。
B型肝炎やMRI検査の弊害は? カジュアル化するタトゥーの身体的リスク
――先日、防衛省が少子高齢化が進む中、自衛隊の人員を確保するためにタトゥーを入れていても採用すべきかどうか、検討する意向を示し、話題になりました。近年、若者の間ではファッション感覚で気軽にタトゥーを入れる人が増えています。カジュアル化が進む一方で、後悔し除去に踏み切るケースも増えているのでしょうか?
浪川浩明さん タトゥー除去に訪れる人は、一定割合(数)おります。そしてそれは、文化や風土など地域によっても差があります。例えば、新宿本院では月間10名程度ですが、入れ墨を入れることに比較的寛容なとある地方の漁師町などでは、分母となる入れ墨人口が多いためなのか、1日のうちに3名、あるいはそれ以上のことがあります。そこには、やはり若い人が目立ち、タトゥーがファッション化していることを感じます。
中略
外科手術で皮膚を取り除くかレーザーの2択、通常除去までに3~5年かかる
――タトゥー除去治療には、どのような方法があるのでしょうか?
浪川浩明さん 大きく分けて2つの方法があります。1つは、レーザー照射による色素の除去。もう1つは、色素が入れられている皮膚そのものの外科的除去です。ただ外科的除去には条件があります。除去して欠損した皮膚を補うのに十分な皮膚量が確保できているかどうかということです。
――具体的に外科手術ができない場合を教えてください。
浪川浩明さん タトゥーのサイズが大き過ぎる場合、残った健常皮膚が不足して縫えません。またサイズが小さくても、手の甲や指など、皮膚そのものの量にもともと余裕がない部分も縫合が困難です。お腹や背中、太ももなどは皮膚量に余裕がありますので、仮に手のひらサイズ大のタトゥーでも場合によっては、むりやり縫い寄せることも可能です。ただし、タトゥーのサイズが大きいことは、そのまま傷の大きさにも比例します。外科的なテクニックをどんなに駆使しても、傷は残ります。ただ外科的除去の最大のメリットは、治療が1回(ないしは少数回)で済みため、時間がかからないことです。
――もう1つの方法はレーザーですが。
浪川浩明さん レーザーとは、組織(皮膚)を傷つけず、色素だけを選択的に取り除く方法です。最終的なキレイさでは、レーザーの方が圧倒的に有利です。また、外科的除去で制約されたサイズや場所の問題もありません。ただデメリットは、回数と時間がかかることです。多色か単色か、彫師のクセなど条件によっても異なりますが、通常は20回前後、3年以上はかかります。
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