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板東英二「死んでいるかも」と実姉が危惧する「行方不明」状態 故郷・徳島と“絶縁”長女も「ウチはもう関係ない」

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1 :2023/08/29(火) 23:31:48.69 ID:3zUn5hDv9.net

 元祖「プロ野球出身タレント」の板東英二(83)は、どこに消えたのか――。

 65年前の甲子園で、大会通算83奪三振の大記録を樹立した板東は、1959年に中日ドラゴンズに入団するも、1969年限りで早々に現役引退。
 当時は珍しかったタレント転身を遂げた後は、『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ系)の司会を務めるなど、芸能界という “第二の人生” で大暴れしていた。

「しかし、8月1日に『NEWSポストセブン』が、板東さんの個人事務所『E』が2021年12月付で閉鎖されており、事実上の芸能界引退だ、と報じました。
 記事に対して本人サイドからの反応はなく、現在、板東さんの行方が心配されています。

 2020年7月に、板東さんは大阪の自宅の近所で転倒した際に頭部を強打し、入院したと報じられました。それ以降、レギュラーを務めるラジオ番組の収録は再開されず、番組は同年9月をもって打ち切りに。その後は公の場に一度も姿を見せていません」(芸能記者)

 今夏、甲子園に出場した母校・徳島商業の応援でも、板東の肉声は聞こえてこなかった。本誌は板東の近況を探るべく、入院報道時に暮らしていた大阪市内の賃貸マンションを訪ねたが、すでに転居済み。

 さらなる手がかりを追うために向かったのは、故郷の徳島だ。

 その名も板東町(現・鳴門市)で、板東は高校卒業まで過ごした。鳴門市内には、現在も多くの親戚が暮らすが、いとこのひとりは “絶縁状態” だと言う。

「英二とは、元気だった4〜5年前に大阪で会ったのが最後。東京で娘と暮らしていると聞いたが、いまはまったくつき合いがないし、連絡もない。

 じつは英二がプロ野球に入ったときに、英二の父親が莫大な契約金を持って徳島から出て行ったきり、残った親戚と英二ら一家とに “壁” ができてしまったんです。

 だから、私らよりも英二の姉のほうが最近の事情を聞いているはずです」

 板東は4人きょうだいの末っ子で、2番めの姉・Sさんが神戸に住んでいる。8月上旬にSさんを訪ねると、高齢にもかかわらず、しっかりとした口調で取材に応じてくれた。

「東京に住む英二の娘たちが連れて行ったきり、私も英二の行方はわからないんですよ。英二の長女から『誰にも何も言わないで』と連絡があったのが最後やからね……」

 そして、不安な心境を吐露するように、Sさんは唐突に「実際、まだ生きとるのか、死んどるのか……」と切り出した。

「英二の妻が亡くなったときも、何も連絡がなかったし、『もう英二は死んでいるかも』と思って、戸籍謄本を確認するしかないのかなと、考えていたところなんです」

 驚くべきことに、近しい親族すらも板東の生存に自信を持てない状況だというのだ。
 板東には、2018年に亡くなった妻との間に2人の娘がいる。

 閉鎖した個人事務所「E」の代表清算人を務めたのが次女のTさん。長女のIさんは、かつて板東が自宅にしていた東京都内のタワーマンションの別棟に、現在も暮らしている。
 徳島、神戸で聞いた親族たちの“危惧”をIさんにぶつけたが、言葉少なに「私はわかりません。ウチはもう何も関係ないので……」と、申し訳なさそうに答えただけだった。

 行方を知る最後の手がかりの次女・Tさんの自宅も訪ねたが応答はなく、期日までに連絡を求めたが返答はなかった。

 後日、本誌記者が姉のSさんを再度訪ねると、前回と打って変わった厳しい口調だった。

「私は英二とはなんの関係もない。どうしているか調べたところで、私のほうが先に寿命なんやから。英二だって、連絡されても迷惑やろ……」

 甲子園83奪三振、日本アカデミー賞受賞、76歳でYouTuberデビューなど “大記録” を樹立した男を、二度と “表舞台” で見ることはできないのか……。

週刊FLASH 2023年9月12日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/a54ed072a9c29bdf521dc4eaee59a57f4e0a2aaf