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【悲報】ガソリン、200円台も 補助金縮小に原油高・円安が打撃

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1 :2023/08/21(月) 08:23:22.52 ID:utVl31vP9.net

 ガソリン価格の高騰に歯止めがかからない。経済産業省によると、14日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル当たり181円90銭と、最高値の185円10銭(2008年8月4日時点)は目前だ。足元で原油価格が再び騰勢を強めている上、円安も進行。今後の市況次第では200円台に突入するとの見方も出てきた。

 ガソリン価格は14日まで13週連続で上昇している。政府が6月から石油元売り会社に支給する補助金の段階的縮小に着手したためだ。ここにきて原油高と円安が進んだことで上昇ペースが加速し、8月前半の2週間で約5円値上がりした。
 政府は物価高対策として22年1月に補助金支給を開始。同年3月末までの予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油高騰を受けて延長を繰り返してきた。補助金の価格抑制効果は大きく、原油価格が大幅に上昇した同年6月には、補助金がなければ215円台を記録していたと経産省は試算している。
 政府は今年6月、原油高が落ち着いてきたとして補助の縮小を開始した。助成率を2週間ごとに10%ずつ下げており、現在の補助率は40%。一方、政府が設定した基準額を推定価格が上回ったことで追加策も発動。これらの補助金がなければ、今月14日の価格は195円50銭だった計算という。
 政府は補助金を9月末で終える予定だ。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは、現在の原油価格と円安水準が続くと仮定して、政府が予定通り補助金を終えれば「9月末には199円になる」と指摘。原油高と円安がさらに進めば「200円に乗ってくる」と分析する。
 ガソリンが一段と値上がりすれば、与党内で補助金継続を求める声が強まる可能性もある。松野博一官房長官は今月9日の記者会見で「今後の対応は原油価格の動向を注視しながら検討する」との姿勢を示した。

時事通信 2023年08月21日07時04分
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