1 :2023/08/14(月) 22:43:12.14 ID:SMB22/jt9.net
スポニチアネックス
犯罪心理学者の出口保行氏が14日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、札幌市の繁華街ススキノのホテルで男性(62)の遺体が見つかった事件で、殺人の疑いで再逮捕された無職田村瑠奈容疑者(29)=同市厚別区=と両親について自身の見解を示した。
札幌・中央署捜査本部はこの日、男性を殺害した疑いが強まったとして、既に死体損壊などの容疑で逮捕されていた瑠奈容疑者、父で精神科医の修容疑者(59)、母の浩子容疑者(60)を再逮捕した。男性は背後から刃物で首付近を刺されたとみられる。死因は出血性ショックで、これが致命傷になったとされる。捜査本部は、男性と一緒にホテルへ入った瑠奈容疑者が、殺害の実行役だったとみて調べている。
また番組では、5月下旬に同市内のダンスクラブで瑠奈容疑者と男性が親しげにしている姿と、それを遠巻きに監視するように見ている修容疑者の映像を紹介した。この様子について、出口氏は「基本、娘がしたいということはさせていたが、心配なので自分も付いて行った。何かあれば自分が守るというスタンスだったのでは」と指摘。2人の関係性を“ヘリコプターペアレント”と称した。
ヘリコプターペアレントとは、ヘリコプターのように上空から常に子供を監視し、何か起きるたびにすぐ飛んで来る保護者。出口氏は、「過保護と言われているタイプの養育態度には、こういったヘリコプターペアレントといったものが付きものになる場合が多いですね」と解説。「常に子供が何をしているか、親が常に寄り添っていく。それは悪いことではないですけど、それが行き過ぎてしまえば、年齢相応の付き合い方とは変わっていくとは言えると思います」と指摘した。
出口氏は田村父子のケースに当てはめ、「今回の場合、娘に寄り添う、それが非常に過度であった。過保護型というような養育態度がそこにあったのではと考えられます」と見解を話した。