1 :2023/07/04(火) 07:07:58.71 ID:8C2cNBBF9.net
デイリー新潮
それは実に奇妙な同居生活だった。57歳の祖母のもとに、34歳の母らきょうだいが蝟集。大人たちの繰り広げる荒れた暮らしにあって、6歳の男児は命を落としてしまう。神戸市で起きた園児遺棄事件。一家の来し方からは、その“萌芽”が至る所に見てとれるのだ。
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悲劇の舞台となったのは神戸市西区、第二神明道路の玉津インター近くに位置するアパートである。築三十余年のこの住宅に、当事者である「穂坂一家」は2011年から住み続けてきたという。
事件は6月20日深夜、57歳祖母が自宅から数キロ離れた路上で発見されたことに端を発する。
「110番通報によって保護された時、祖母は車椅子姿でした。彼女が“自宅で殴られていた”と話したため県警がアパートを訪ねたのですが、同居していた4人の子たちと長女の息子はいずれも不在。行方を捜していたところ、22日の15時頃、三宮の商店街で4人一緒にいるのがわかったのです」(県警担当記者)
職員が家庭訪問していたが…
4人は長女の沙喜(34)と次男の大地(32)、そして双子の朝美と朝華(30)。いずれも母親への監禁と傷害の容疑で逮捕されるのだが、
「その過程で沙喜が、息子の修(なお)君(6)の遺棄に言及。これに基づき捜索したところ、スーツケースに入った修君の遺体が自宅から800メートルほど離れた草むらで発見されました」(同)
一家の住む部屋は3LDKのメゾネットタイプで、家賃6万円。逃げ出してきた祖母は、3月から断続的に1階部分の押し入れで監禁されていたという。
「食事やトイレは許されていたものの、通報時左目に皮下出血、背中に打撲痕など傷がありました。本人は“鉄パイプのような棒で殴られた”と話しています」(同)
一方、亡くなった修君は2月頃から保育園を休みがちで、4月20日の登園時、右肩と尻にあざがあるのを見てとった園が24日、神戸市西区役所に連絡したという。
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